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prologue
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20xx年、日本は第三次世界大戦に巻き込まれた。
その爪痕として、賠償金という名目で巨額の金銭を毟り取られ、テクノロジーなどの技術面までもが奪われた。
その結果、経済力の低迷によりデフレスパイラルは勿論のこと失業率も史上最低最悪。
治安は急激な悪化を遂げ、マフィア組織がぽつぽつと生まれてきたのだった。
そこでマフィア組織を制圧する反マフィア組織が誕生した。
国はこれに便乗し、マフィア組織を生死問わず殲滅した証拠を公安に持っていけば報酬が支給される、という救済措置とも言えないような政令を下したのだった。
しかし、マフィア組織に比べ反マフィア組織の数は未だ少ないままであった。
それもそのはず、危険を顧みないで自ら抗争に飛び込む輩なんてそうそういないからだ。
だが、反マフィア組織の勝率は高い。
特に木兎率いる梟谷だ。
接近戦では負け知らずの木兎、狙ったら逃がさないスナイパーの赤葦、銃ナイフ共にそれなりの腕を持つ木葉、PCのハッキングが大得意な猿杙・小見、交渉の達人である鷲尾、情報収集ではピカイチな尾長。(もちろん木兎、赤葦、木葉以外のメンバーも武器の扱いには慣れている)
この7人がいればほぼ無敵だと、お互いに思っていた。
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