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2ー67
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僕は、時雨さんの方へ行く。
すると、急に腕を引っ張られて唇同士があたった。
「んっ……」
触れるだけのキス。
すぐに時雨さんの唇は、離れて行ってしまう。
もっと、したい。
きっとこう思うのは、我儘だ。
でも、したい。
「真白、口開けて。」
僕が口を開けると、時雨さんの舌が入ってきた。
触れるだけのキスじゃない。
今度は、激しいキス。
「ふぁっ…………んっ…………」
時雨さんの舌が僕の舌に絡みつく。
頭の中が何も考えれなくなる。
キスだけなのに、凄く気持ちいい。
暫くすると、時雨さんの唇が離れていった。
僕は、全身の力が抜けてベットに横になる。
もっとしていたかったな。
僕は、時雨さんを見つめる。
時雨さんは、僕と目が合うと目線を逸らしてしまった。
「真白……
そんな顔で頼むから、見ないでくれ。」
時雨さんの言葉に、少しショックを受けた。
時雨さんは、僕の顔が見るのが嫌なんだ。
僕は、下を向く。
「真白、別に真白の顔が見るのが嫌とかじゃないんだぞ。
た、ただな。そのなぁ。」
時雨さんは、僕を抱きしめる。
そして、耳元で言った。
「その、我慢出来なくなるんだよ。
そんな、もっとって言う顔されると。」
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