アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
好きな人7
-
その日も途中の駅で折と別れると、自宅に着いた。
「はぁ、疲れた」
今日はいろんな意味で疲れた1日だった。
(…あの人、名前なんて言うんだろ)
あ、ダメダメ!
このままじゃ折の言う通りになっちゃう
少し修平に似てたからって考えるのはやめだ。
今更だけど、僕の家について紹介するね↓
-----------------------------------------------------
僕の家は、父、母、僕、弟(中3)の四人構成。
両親共働きで二人とも夜遅くに帰るから弟の面倒は僕が見ている。
ちなみに名前は蒼(あおい)
小さい頃から仲が良くて幼馴染だったから修平の両親とうちの両親は仲がいいんだけど、高校を卒業してから一切関わらなくなった僕らの関係を何となく喧嘩でもしたと思ってるのか聞いては来ない。
まあそれはそれで助かってるんだけどね。
ザックリ言うとこんな感じ!
-----------------------------------------------------
蒼はまだ部活から帰ってきてないな…
(弟の部活はサッカー部である)
僕は出来る限りの家事を終わらせると、ソファに寝転がり大好きな轟先生の最新刊マンガを読んでいた。
すると_________
ピンポーン…
(…誰だ?)
時計を見ると18:25
こんな夕食どきに人なんて来る??
まぁ、出て見るか…
ピッとモニターを写すとそこには女の人が立っている。
「はーい?どなたですか?」
って、よく見るとそれは_________
「久しぶりね、翠くん。
修平の、母です」
修平のお母さんの奈美(なみ)さんだった。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
25 / 97