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犬宮side
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「は?何言ってんだよ…」
まぁ、普通そうなるよね笑
「だーかーらー!僕とタイマン張らない?って言ってるの!」
「なんでお前と…だいたい何がしたいんだよお前は」
とは呆れ顔で言われた
何がしたいって…
「うーん…ただ君が強いのか知りたいだけだよ!」
「訳わかんねぇ…」
「ねぇ!嫌なの?」
「いや、別にいいけどよ」
いいんだ笑
やっぱり面白いなぁ…貴子くんは…
「やったー!でも、貴子くんって身長すごく低いよね?なのになんでそんなに不良なの?」
俺は疑問に思ったことを聞くと貴子くんは不機嫌になり
「うっせぇな!!お前には関係ないだろ!」
と、言ってきた
貴子くんを見てみると、身長も低く痩せている…筋肉は必要な分だけって感じの体つきだ…
「栄養失調のせいな気もしちゃうんだよね?
うーん…例えば!幼い頃に親から虐待受けてた…とか?
ご飯をまともに食べさせてもらえなかった…とかね!」
と試しにカマをかけてみると…少し黙ったあとに
「関係ねぇ…お前一旦黙れ」
と言ってきた
貴子くんは嘘をつくのが下手くそだなぁ…
目線逸らして少し震えながら言ってても説得力無いのに…
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