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死ぬ事にしました。
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待ち合わせ時間から10分が過ぎた。
スマホで、時間を確認していると「レイ君」と肩を軽くたたかれた。
「こんにちはレイ君、平野です」そう言って笑う平野さんは思っていたより若くて、すごく優しそうな人。
「ぁ、こんにちは...」
「遅れてごめんね、メッセージ送ったんだけどなかなか見つけられなくて」
そう言われて、サイトを開くと平野さんから何通かメッセージが来ていた。
「気付きませんでした...ごめんなさい...」
スマホから目が離せない、平野さんに顔を見られたくない。
「レイ君、どうする?どこかでお茶でもしようか?」
失礼な態度とっているのに平野さんは優しく僕にはなしかけてくれる。
マスクを人前で外したくないので、ホテルじゃ駄目ですかと平野さんに申し出る。
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