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花吐き病3(mfsr)
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※1、2の続きです
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家に帰ってきた俺は静かに1人で考える
「俺、死んじゃうんだなぁ…」
いくら心で思っても、声に出してみてもその事実は変わらなくて死ぬしかないんだって嫌でも思わされる
まぁまふと両想いなら問題ないんだけどそんなことないし…
「っ! ごほっ、ぅおぇっ、はぁはぁはぁはぁ…」
もう嫌…。こんな、体
あっ、そういえばうらたくんが言ってたっけ…
『吐いた花には意味がある』
うらたくんから花言葉の本をもらったからちょっと調べてみよう…
「えっと…?」
俺が吐いたのはマリーゴールド?と黄色いチューリップ?かな?
花言葉は…
「希望のない恋、絶望、悲しみ___」
『吐いた花は自分の気持ちを表してるんやって!』
そうやって坂田が言ってたなぁ
俺はもう花を吐いても調べないことにした
ただ、自分が辛くなるだけだから…
そして、花を吐き出さず飲み込もう。そしたら見なくてすむでしょう?
ピンポーン
くそっ、誰だよ…
「はい…」
ガチャッ
「そらるさん!こんにちは!」
玄関を開けた先にいたのはまふまふだった
「ちょっと、お話したいことがあって来ました!今、平気ですか…?」
「ちょ、ちょっとまってて」
先程吐いた花があり、それを掃除するため少し待ってもらうことにした
その間も俺は何回も吐き気に襲われたが全て飲み込みなんとか掃除は終わった
「んっ、ごめん。どうぞ」
「あっ、すみません…ありがとうございます!」
律儀にお礼をして靴を揃えて入ってくる
そしていつものソファーへと歩き座る
俺はまふの好きなココアを作って渡す
これがいつもの流れ。
これもあと半年で出来なくなるんだなぁ…
「そらるさん?」
「んっ?あぁ、なに?ごめん」
「平気ですか?体調悪そうですよ?」
「ちょっと、風邪ひいたっぽくてさ?でも薬ももらったし全然平気…」
誤魔化せたよな?
「あの、そらるさん…。こんなタイミングで言うのもあれなんですけど…」
なんか緊張してるし心なしか顔赤い?
もしかして…彼女出来た…?
「あの、実は僕…そらるさんの事が好きなんです…!」
「えっ?」
まふが俺のこと好き…?
「気持ち悪いとか自分でも分かってるんですけど、伝えたいなって思って今日来たんです。ごめんなさい、帰りますね」
「っ!まってまふ!」
「え?」
「ぉ、おれも…すき」
小さい声だったけど聞こえたかな…
「えっ、ほんとですか?あれですよ?likeじゃなくてLoveですよ?」
「わかってる、」
「いいんですか?男ですよ?僕」
「今更かよ。そしたら俺だって男だよ?まふはいいの?」
「そらるさんがいいんです」
「俺もまふがいい」
「…、そらるさん、僕と付き合ってください」
「ははっ、喜んで」
っ!?今までにないほど喉の圧迫感が凄い
俺死ぬ…?
「ごほっ、ごほっ!」
「!?そらるさん?!平気ですか?!」
「がはっ!」
「えっ…?銀の、百合…?」
あぁ、治ったんだ…
「そらるさん…花吐き病だったんですか…?」
「へっ!?なんでっ…!」
「友達が…」
「うらたくんだよね」
「なんで知って…?」
「ん?助けてもらった。あと坂田」
「そうなんですね、じゃあ明日にでもお礼しにいきますか!」
ニコッとまふは笑って頭を撫でてくる
まさか、まふと付き合えることになるとは思わなかったなぁ…
まぁでも死ななくてAtRも続けられるしよかった!
「まふ、ありがとう。大好きだよ」
「僕は愛してます」
そらるの部屋には銀の百合が綺麗に飾られている___
おまけ
「なんでもっと早く言わないんですか!?そしたら早く告白してたのに!」
「言えるわけないだろ!?『花を吐く』なんて!」
「それはそうですけど…」
「ちょ、まふおもそらるさんも落ち着いて…」
「うらたくん…」
「ま、まぁ、結果治ったんだしハッピーエンド!」
「坂田…」
「そらまふうらさかとして活動しっかりしていきましょう!」
「「「「これからもよろしく!」」」」
4人の絆はより深まった
END
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私作者は多分、いやきっと、AtRを書こうとすると謎に進まない病気かも知れません
話が全然出てこない。
なんか、読みづらくてすみませんでした
途中から自分何書いてるのか分からなくなった
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