アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
脅し道具の採取
-
情報を集めこそしたし、本人の髪やストローは取ったものの、危害を加える気なんて一切なかった。
本当に、本当に俺は楽が好きなだけだ。
「・・・そうだねぇ、でもそれじゃぁ足りないんだ」
「?」
「もうしません、で信じれないでしょう??だからさぁ、これからやること撮らせてもらうね」
「これ、から・・」
俺は拘束された自身の手と、台に並んだ道具を見て青ざめる。
楽は俺を映すカメラを指さして、にっこりと笑った。
「りんちゃんがこのことを人に言わないように、俺が嫌って言ったことしないように❤」
「・・・っっ」
俺は拘束具をガチャガチャと鳴らす。
嫌だ、嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ。
このままじゃ、好きなことやりたいことを全部潰される、ヘタしたら社会的に殺される。
「や・・だ・・・っっ」
声を絞り出して、拒否する。
きっと通してなんか貰えないだろう。
「・・・」
楽は無言でにっこり笑ったまま、ナイフを俺の首に当てる。
「人にナイフ当てられるとさぁ、ちゃんと加減してくれるか心配になるよね?」
楽はナイフを持ち上げながらそう言い、
「ミスったら、ごめ~ん♪」
そのまま、おちゃらけながら振り下ろそうとする。
「や!!めて!!!!やめてくれ!!!!!」
俺は思わず声を上げた。
一気に冷や汗が出た、鼓動が早い・・・。
正気の沙汰ではない楽の行動に、俺は恐怖で縮み上がる。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
63 / 116