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夏休みに入って早一週間
早々に宿題を終わらせた僕は保健室に居た
高見先生と伊藤先生に会いに
「今日はいきなり呼び出しちゃってすみません…」
「いや、それは全然大丈夫だよ!
むしろ空くんからの連絡って珍しすぎて嬉しかった」
「なんかあったのか?」
僕は、なにか校内でできる仕事はないか、という相談をするためにわざわざ2人を呼び出したのだ
どれだけ安くてもいいからお給料が貰えて、短期間でもできる仕事がしたい、と2人に伝えるとその理由を聞かれた
「その、律と…夏休みに、デ、デー…」
「デ…?」
「遊びに!遊びに行くので、お金が必要で…」
「あ、デートね!へ〜?」
勇気が出なくて結局デートとは言えなかったのに、伊藤先生はいとも簡単にその言葉を口にし、僕の顔を赤くさせた
伊藤先生も高見先生もニヤニヤとした顔を隠そうともせず僕を凝視してくる
「も、もう、勘弁してください…」
僕は限界になってプシューという効果音と共にその場に蹲った
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