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生意気だけど#2
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俺からすんのは、なんか、癪だし。
特にすることもないしもう寝るか…。
今日も連絡、来なかったなぁ。
ピンポーン
誰だろ?何も頼んでないし、セールスか?こんな時間に?
不審に思い室内から確認すると家の前にいたのは宏樹だった。
扉を開けるといきなり抱きつこうとしてきたから急いで閉めた。
「久しぶりなのに、なんで!?」
誠一みたいなこと言うな。
あいつもすぐスキンシップしたがるからな。
いつも適当にあしらってるけど。
それにしても珍しいな宏樹。
「いきなりやめろや。何だよ。」
「とりあえず開けてくれ。」
警戒しながらゆっくり開けたらすぐ目の前にいた。
「俺がゆっくり開けてなかったら確実にお前の顔面にクリーンヒットしてたぞ。思いっきり開けりゃよかった。」
聞こえるように舌打ちしてみたけど内心は嬉しかった。
ぜってー言わねぇけどな。
とりあえず入るよう促して扉を閉め振り向こうとしたら抱きつかれた。
「…何だよ?」
溜息交じりに聞いてやった。
「この間から出張行ってて今帰ってきた、から速攻で会いにきた。」
よく見るとスーツだし、大きめの荷物持ってる。
「それならそうと連絡しろや。」
会いにくるのはいいけど。
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