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空き教室に入るなり、貴大は机に伏せた。
貴大『まじなんなのあの人…一生徒の俺に、なんで…?
スキンシップが激しいにも程があんだろ。 』
空葉『たっちゃんにはあれが、ただのスキンシップに見えるの?先生は他の人にも同じように接してると思う?』
貴大だけだと言ったつもりなんだけど、、、
貴大『あれ、他の奴にもやってんの…。』
そう呟いて辛そうに顔を歪める。
どうやら凄いナーバスなようだ。
空葉『違くて!周りの子達の声聞いてた?
先生があんな優しい顔をするのはたっちゃんだけらしいよ。』
貴大『俺、だけ?』
空葉『うん。』
貴大『何でなんだよ…』
空葉『それは聞かないとわからないよ。』
貴大『ん…』
少し落ち着いた様子の貴大。
空葉『この次の授業はどうする?』
貴大『出る。』
空葉『わかった、残り時間は休んでようね。』
軽く貴大の頭を撫でて抱きしめてあげていた。
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