アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
100
-
カーテンの隙間から漏れた日差しが眩くて目を覚ます。
空葉『んん…』
薄く目を開けると隣に眠っている孝輔さんが目に入った。
こうして見ると童顔…というか幼く見えるんだよな。
少し眺めているとスマホに着信がきて、眠っている孝輔さんを起こすのも嫌で部屋の外へ出た。
どうやら貴大から電話らしく、応答ボタンをタップする。
空葉「もしもし。」
貴大「はよ、大丈夫だったか?」
昨日随分と心配かけたまま帰ってもらったし、申し訳なさが募る。
空葉「それが、あの後孝輔さんが僕の家に帰ってきてくれて…孝輔さんの家にお泊まりしてたの。
心配かけてごめんね?」
貴大には見えないけれど、電話をしながら頭を下げる。
貴大「良かった…それなら安心だな。」
空葉「うん…って、へ?!」
電話をしていると後ろからスマホを取られた。
驚いて振り返ると孝輔さんが居て、僕のスマホを耳に当てる。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
100 / 154