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プロローグ⑤
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ドクン。ドクン。ドクン。
心臓の鳴る音が頭にこだまする。
俺今すっごくイケナイ事しようとしてる。
一歩一歩、歩く度に汗が止まらない。
…そしてあっという間に榮倉さんの寝室に着いてしまった。
………イブキさん…………
俺は迷いもなくドアをゆっくりと開けた。
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部屋はすごく静かで、榮倉さんの規則正しい寝息の音しか聞こえていなかった。
榮倉さんはかなり深い眠りについているようで俺が至近距離にいても全然気付かない。
……結構無防備だなこの人。
「榮倉さーん…」
消え入りそうな声で身体を少し揺らしてみた。
しかし起きない。スー…スー…と同じく消え入りそうな寝息しか聞こえてこなかった。
…よし。俺はやるぞ。
腕は緊張でぷるぷる震え、手汗も尋常ではなくらい吹き出ている。…確かめるだけだから。大丈夫。
意を決して榮倉さんの長めの前髪を掻き分けて、顔を見てみた。
そこには。
「……………っう、わ、」
…画面越しでしか見たことなかった顔があった。
イブキさん。眼鏡が外れ顔の形がよくみえるようになった。……間違いないよ、イブキさんだよ。
心臓の鼓動がさっきと比にならないくらいはやくなった。ヤバい。ヤバイヤバイやばい。
見つけた、俺の好きな人…………!
俺は無意識のうちに、彼の柔らかく綺麗な唇に触れた。
ああ、唇にホクロがある。…この口でいつも赤黒くて太いちんこを舐めてるんだ。
一度触れるともう止まらなくて、今度は骨張った鎖骨に触れる。
騎乗位でセックスしてる時にここの鎖骨、めっちゃ目立ってエロいんだよな…。
どんどん俺の手は大胆になっていく。
ダメだとわかっているのに、手は榮倉さんの寝巻きのボタンに触れていた。そしてそのボタンをどんどん外していく。
全部外し終わると、そっと布を左右にわける。
「あっ………ああ…」
そして胸にある二つの突起物が露わになった。
同じだよ、舐めると甘そうな味がしそうなサクランボ色の乳首。…イブキさん、乳首弱いんだっけ。
少し悪戯で乳首を指で軽く弾いてみた。
すると。
「んぁ…」
寝息に混じって甘ったるい吐息が聞こえてきた。
…もしかして、喘いだ?…えっっろ。
今度はつまんだ。
「ぁ、ん……」
………両方つまんだ。
「んぁあ……」
たまらない。俺イブキさんに触れてるんだ。とっくにちんこは上を向いていた。
もう止まらない。イブキさん。イブキさん。イブキさん。
ズボンに手をかけ、下着ごとゆっくりと下ろす。
…尻にズボンがせき止められてて陰毛しか見えない。
それだけでも興奮するが、もっと…もっとだ。
腰を持ち上げ尻の部分のズボンも下ろした。
そして…待ち望んだものが俺の前に現れた。
ピンク色の、形の綺麗なペニス。
…イブキさんのペニス、いっつもいじめられてるよね。
尿道にブジー入れられて一気に抜かれた瞬間アクメキメちゃって潮吹いたり。
根元に可愛らしいリボンを結ばれて射精管理させられたり。
鈴口にローター4個くらい当てられてイくのが止まらないイき地獄になってたり。
……あ、少しペニス赤くなってる。
もしかして、今日仕事だったって…………セックスしてきたってことなのか。
…エロすぎるだろ。職業聞いた時に一瞬言葉に詰まったのもここで辻褄があった。
そりゃ言うの嫌だよな。AVの女役で出てて、いっつも色んな男のペニス加えたりケツに入れて中出しされまくってますって。言えるわけないもんな。
理性が吹っ飛び完全に獣と化した俺は鼻息を荒くさせながらイブキさんのズボンを完全に脱がし脚を持ち、股を開かせた。
…………股のトコにホクロがある。その隣に縦割れ気味の赤い蕾があった。誰がどう見ても使い込んでいる。画面越しでみていたのと同じだ。
…ここにいっつもちんこ入れてあんあん喘いでるんだよね。
いやらしく口にいっぱいにちんこを頬張りながら下の口でもめいっぱいちんこを加えこんでいるイブキさんが脳裏をよぎった。
今日一度便所で抜いたはずなのにもうちんこはパンッパンに膨れ上がり、ズボン越しからでも分かるくらいカウパーが溢れ出ていた。
その時だった。
「………榊君?」
上体を起こし俺を訝しげに見つめている榮倉さんに気付いたのは。
榮倉さんは状況が飲み込めず、股を開いたままキョトンとしている。
………そうだ。起きてしまったんなら、問おう。
確信を、得よう。
「………榮倉さん…」
「ひっ……な、なに……………」
俺は荒い息を吐き出すように、言葉を放つ。
そして問いかける。
「……榮倉さんの、下の名前…なんですか」
「えっ…………」
さあ答えてくれ。俺の確信が突き通るなら、貴方の名前はきっと………
「………い、………伊吹……………」
嗚呼。
嗚呼。嗚呼。
本当に確信した。
イブキさん。
俺は力任せにイブキさんをベットに押し倒した。
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