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「三日前から僕の付き人してくれてるんだ!今朝やっとお引越しが終わって今日から住み込みでここにいてくれる!羨ましいでしょ!?僕だけのだよ!二人にもいないもんね!」
いよりが腰に手を当ててドヤ顔をしたのでマトも真似をして同じようにドヤ顔をしたら澄久がうざったそうに眉を寄せる
たしかに家にはお手伝いさんがいるけど自分達専属の付き人というのはまだいない、静彦には秘書のようなパートナーがいるけどそれは仕事をしている静彦にはサポートをする人が必要だからでまだ高校生の二人には必要ない
「ふぅん…まぁいいや、俺が家に呼ばれたってことは他に誰もいないんだろ?せっかく集まったんだし話でもしようか」
「賛成、何か楽しい話をしよう」
「うんそうだよーお母さん四時には帰って来るからね、外にパーっと遊びに行けたらいいんだけど…そこは詠ちゃんがいつかどうにかしてね!」
「えー瑶実さん厳しーみんなでカラオケとか行きたいですねー!」
いよりの隣に澄久、向かいには詠朔とマト…その状況に澄久は待ったをかける
「お前!何当たり前のように座ってるんだよ!茶でもだして退室するだよ!」
「えー!気がつきませんでした!すぐ用意しまっす!」
マトはぴっと敬礼して慌ただしく部屋を出ていくがドアは開きっぱなしで澄久は呆れたようにため息をつく
一目見て感じたけどマトは出来る男じゃない
小戸森にもった印象と似たものがある、いい教養を受けてるとは思えないし金を払って雇う価値なんてなさそうなのに…
いよりは喜んでいるようだけど、あんなのそばにいてもむしろ邪魔そうだ。
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