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「はぅ…ぅ…ぁ…あ、ぁんっ…はぁ…」
「はぁ、は……まだ、足りない…?」
その問いにいよりはかすかに頷き不安げな目で詠朔を見つめてきたので詠朔は安心させるように優しく微笑んだあとで自分の顎に伝う汗を拭った
あれから随分と時間が経っていよりの体力は限界で喘ぐことさえ辛くなってきたけどまだうずきがおさまらない
詠朔もずっと付き合ってくれてたがいい加減見放されないか今度は悲しそうだ
「やっ…や…やめないで、はぁ…はっ…」
「ん…いよりが満足いくまで、付き合うから…安心して…ね?」
言い聞かすようにそう言えばいよりは何度も頷いて微笑んだ
結局いよりが意識を手放すまで二人は体を重ねた。
ーーー……
翌日、詠朔が目を覚ますと朝の十時過ぎでいよりは詠朔の腕の中で眠っている、疲れがどっときてるのか口の端からよだれを垂らしてぐぅぐぅ寝息を立てていたので詠朔はつい笑ってしまった
詠朔がそっと髪を撫でれば幸せそうに微笑まれ、いい夢でも見てるのかと詠朔も一緒に微笑んでいよりの前髪を分けたあとでおでこにキスをする
ぴとりとくっ付き合う自分達はまるでパズルのピースがぱちりとはまったようだと詠朔が何度もおでこにキスをしているといよりはくすぐったさに目を開けて…寝ぼけ眼をこすった
体を起こそうとしたけど酷く怠くてすぐにぺちゃんとベッドにふせて、呻くいよりを詠朔は気遣うように腰を撫でてくれる。
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