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そう脅された男は一目散に逃げていき、澄久は情けなく逃げていく男に舌打ちをした後で自分の腕にしがみついて怯えてるいよりを慰める
いよりの乳首はうっすら血が滲んでいて、押さえつけられた時に爪が当たったのか所々に擦り傷ができている
もっと早く駆けつけて入ればと後悔する澄久にいよりは涙を流しながらもうっとりとした眼差しを向けた
「やっぱり久ちゃんだ…僕を助けてくれるのは久ちゃんだ…久ちゃんっ!久ちゃんっ」
何度も名前を呼んでいよりが澄久の唇にキスをする、いよりが落ち着くならと澄久はいよりを抱きしめたままされるがままのキスを受け入れていた
「いよりっ…!……澄久…!?」
名前を呼ばれて二人が横を見ると息を切らして汗を浮かべた詠朔が立っていて…いよりの服が乱れてるのを見た詠朔は顔を真っ青にして後悔と反省からか深い溜息を吐く
いよりは詠朔が自分と澄久とのことを勘違いしていると思い慌てて弁明しようとしたけど詠朔は『わかってる』
といって澄久に頭を下げた
「ありがとういよりを守ってくれて…運転手からいよりが強引に連れていかれたって連絡がきたんだ…僕がしっかり見送って入ればこんな怖い思いをさせなくて済んだのに……ごめん、いより」
謝られても詠朔がわるいわけじゃないのでいよりは首を横にふる
確かに怖くてたまらなかったけど今は澄久に惚れ直してポヤポヤと気分はいいくらいだ
もちろん澄久も詠朔を責めずに気負わなくていいとフォローしている。
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