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まただ。また同じ夢だ。
結多は蒲団を跳ね除け、冷汗まみれの額をゴシゴシ擦る。
ゆっくり横を見やった。
ぼんやりと若草色の数字が暗闇に浮かぶ。
2:53___________ベッドの横に置いた時計が眠りについてから1時間ほどしか経っていないことを示していた。
ふーっと一息つき、電灯をつけた。
何も変哲もない少し散らかった部屋は、彼を現実へ引き戻すのだ。
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