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2 知らない快感 -1-
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部屋に着いてベッドへ寝かせられる。しかも乱暴にではなく優しく……
本当にどういうつもりなのだろう。俺と関係を持ったこと後悔するかもしれないのに……
「ねぇ、何でがっついてこないの……?ハァハァ……勃ってるのに……」
「勃っている=がっつくとは違う。興奮しているからと言って性行為するとも限らないだろ」
「そんなの……わかんない……ンッ……」
声を聴くだけで感じる。今日の俺、どうしたんだ……?いつもと違う。
さっきイキそうになったせいか快感が大きくなってる。
それに目が合うだけで胸がキュンキュンする。
やっぱりおかしい……変だ……
「そんなにイキたいのか?」
「イキたい……体が熱くておかしい……抱いて……」
「……わかった。その代わり、俺のやり方で抱かせてもらう。文句は聞かない」
やっと来る。さっさと終わらせてほしい。この辛い快感から抜け出したい……
「うん、いいよ……抱いて……」
男は俺の上に跨り、丁寧に俺の服を脱がせた。
「……何で、愛撫だけなの……しかも気持ちいいところは全然してくれないし……」
数十分経つのにまだ挿入どころか慣らしてもいない。
ずっとキスと愛撫だけ。じれったすぎる……
「文句は聞かないと言ったはず、やめるか?」
「…それはイヤ……」
「じゃあ黙って感じてろ」
感じろって言われてもさっきみたいにイキそうになるなんてないし……
気持ちいいところを触られてないし、あんな優しい声じゃないし……
じれったい。あと数センチで触れるのにその数センチが足りない、もどかしい。
「触ってぇ……こっち、気持ちいの……」
強引に触らせようとするけど、キスでごまかされる。
キスされた後はぼーっとする。
キスでイキそうになりそうだったけど、まだイクのには足りなくて……
何度も同じことを繰り返しているからいい加減我慢できなくなってきた。
でも少し気が抜けた瞬間、大きな快感が来る。
「……んあぁ!!」
急で予想外だったため、思わず大きな声を出してしまった。
大きな快感の正体はずっとじらしてた乳首を舐められたから……
「んンッ……やぁ……舐めちゃだめっ……///」
じらした時間が長かったためか、いつもより感じる。
「欲しいって言ったのはお前だろ?何で急に拒絶する?」
「だって……んんっ……こんな気持ちいいなんて知らない……あっ……」
こんなに感じるなんて知らない。
いつも受けていた愛撫なんてこれに比べたら半分くらいの快感しかこなかった。
こんなの知ったら戻れなくなりそう……
男はふと笑った。
「気持ちいいか……?」
気持ちいいなんてものじゃない。頭がおかしくなる……
やめてほしい……でもやめてほしくない……
「気持ちいいからぁ……もっと……もっとして……」
俺は男の首に腕をまわしもっとするようにせがんだ。
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