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桃太郎とはあれからスマホを振って連絡先を交換。
初めてあんな連絡先の交換をした。
全部今まで優がやってくれてたから、知らなかった。桃太郎は帰り際に…
「いつでも相談してね〜!」って言っていた。
「なんの事?」と聞くと
「馬鹿じゃないの?鈍感にも程があるわ!
優ちゃんの事よ!」とボソッと教えてくれた。
俺はそういう関係じゃないし!なんにも思ってないからな!って言い返しといた。
そういえば、優以外にこんなにすぐ言い合える友達は初めてかも。やっぱりオカマって凄いなって思った。
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「慧、今日後ろの席のやつと話してたじゃん。珍しいね。永年コミュ障馬鹿のくせに〜笑」
俺は帰ってからそのまま優の家に行って優の部屋のベットでゴロゴロしてたら急に優が話しかけてきた
「最後の一言は要らないだろ。」
ぷくーっと顔を膨らまして反抗する。
「随分仲良しそうにしてたじゃん。てかその顔何?キスして欲しいのかな〜?」
とか冗談をかましてくる。コイツが冗談言ってからかってくるのはいつもの事だと思って無視してたら
体に重みを感じた。
「け〜い君。俺にはかまってくんねーの?俺男に囲まれすぎて疲れちゃったんだけど。」
コイツ酒飲んだおっさんみたいな甘え方すんのな。てかどうしたんだよコイツ、きめぇ。
皆の前の優等生君はどこ行ったんだよ。
「俺も男なんだけど?てか重い…」
俺とお前の身長差考えてコイツ乗っかってきてる?
まじで重い…
「慧は男だけどまた違うじゃん?」
「はぁ?何言って…んっんんん」
俺が言い返そうと思った瞬間優に唇を奪われた。
優の唇、柔らかいな…とか冷静に考えてたけど
えっ…えぇええええええ!
な、、な、なに俺優とキスしてるの!?
初キス…優に取られちゃった…
せめてもの反抗で体をよじり、優の胸板を押して反抗しようとしても適度な筋肉のついた優には弱すぎる力で…でもこのまんまじゃ死ぬっ!酸素〜!!
「ぷはっ…はぁっ…お前、何考えてんだよ!死にそうになったんだけど!?」
「ごめん理性持たなくなっちゃった。ベットでゴロゴロしてるの見てたらムラムラしちゃうじゃん?」
ドサッ…
俺は優にうつ伏せになっていた体を仰向けにさせられ、優と俺がより絡まり合う…
優の顔…綺麗過ぎる。こんなにも顔が近いとどこ見たらいいかわかんない…今日男に囲まれてた人気でイケメンな優を俺が独り占めしてると思うと嬉しい…なんて思っちゃったんだな俺のバカ。
「慧の事が出会った時から大好き。慧が良かったら俺と付き合って…くれる?」
あぁ、俺は何言ってんだ…
降り積もった嫉妬と理性に負けて…
過去の俺の方が欲に負けずちゃんとしてた気がする…。自分への嫌悪感でいたたまれなくなったのはいつぶりだろうか。
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