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4人組は出来たけど…あと2人…必要なんだよね。
「優壱さん!俺達と一緒の班になりませんか!」
「いやっ!僕達と!!」
また…囲まれてる…。
んむむむ…俺のもんなんだぞっ…優は!
なんかイライラしてきた。
今度した時首にキスマーク付けてやるっ!
「慧も大変やね〜、こうも彼氏がモテてると。」
「亮だって街を歩けば女子から逆ナンされてるじゃないっ!」
「んー…まぁ。俺は桃しか見てへんから安心し。」
あー…もうまた始まっちゃったよ。
これだからバカップルは…。
俺も、優からそんな言葉言われてみたいな〜なんて
俺らしくないか。そんな事を考えてると桃達はもう違う話題に移っていた。
「ねぇ、慧ちゃん今日から来る2人が居るらしいんだけどその2人を誘ってみる?」
「せやなぁ、人数的にもその2人を入れれば楽に決まるし。多分俺の知り合い。」
てことはセレブなのかな…?
というかクラスの人数が多すぎて名前とか覚えられないし…まず、覚えようとしてないんだけどね。
そんな事を考えてると今まで男達に囲まれていた優が戻ってきた。
「ごめんね…慧。心配させちゃって。ちゃんと慧と同じ班だから安心して?」
「別に心配とかしてないし。」
「ふふっ、そっか。」
心配はしてないし。
ヤキモチは妬いちゃったけど…。
まず、優は絶対俺の所来ると思ったから…
心配にはならなかった…かな。
それを見透かしているのかなんか嬉しそうにしてる。なんか…最近優が俺にデレデレし過ぎな気がするんだけど。今まで俺が気づいてなかっただけなのか?
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「すみません、まだ2人余ってますか?それなら私達も班のメンバーに入っても良いですか?」
突然俺達に声をかけてきた人は…明らかにセレブって感じの…人だ。
なんか…執事?なのかな。凄く丁寧で真面目そうな人。その隣の人は明らかにお坊っちゃん的な感じ。
なんというか…言葉にはできないけどそんな感じ。
まず、イケメンばっかりじゃないかな…この学校…
「もしや…お前は伊集院!?」
やっぱり、亮と知り合いなんだ。
なんか…この流れ…あるあるパターンだよね。
漫画とかドラマとか。
「あっ、亮くん!入学式から今日までちょっと風邪で来れなくて…ほんと大変だったんだよ〜!」
「ほら、尚…愚痴はよしなさい。自己紹介遅れてますよ。」
「本当だ!ごめんなさい。伊集院尚人です。尚って呼んでね!亮くんとは幼稚園が一緒だったんだ〜!で、隣にいるのが九条隼人。俺の執事!皆は隼人って呼んであげて!」
うわ〜やっぱり執事だったんだ…
なんか金持ちってすごいなあ…。なんかオーラが全然違うんだよね、庶民とは…
「俺は月島優壱。んで隣に居るのが俺の下野慧。」
"俺の"って…
「お二人は付き合ってるの?」
キラキラ目を輝かせて聞いてくる尚…。俺の人生でこのタイプは初めてかも…。
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