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暁と小夜

コメント

  • はる
    18年12月16日
    >>麟麗(リンれい)
    何かが自分の中でカチリと音を立てた。
    途端に耐えようも無い情欲が溢れ出す。

    「あっ・・・あっ、ダメ、イヤッ!!」

    小夜が急に苦しみだした。
    体からフェロモンが吹き出す。
    はじめての事に、小夜の心がついていかないようだ。

    「小夜、小夜、大丈夫、ここに居るから。」
    「くるし・・・あぁっ!!」

    欲望で濡れる瞳が俺を突き刺す。
    小夜の震える手が俺のワイシャツに掛かった。

    「ちょう・・・だい・・・。」

    そう一言発した後、小夜はがくりと力を失った。
    抱きとめた腕の中で苦しげな息を吐く。

    ・・・初めての発情と初めての抑制剤。
    多分、副作用もある・・・。

    額を触ると火傷しそうなほど熱かった。

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  • 麟麗(リンれい)
    2018/12/16 09:14
    >>はる
    「小夜?苦しいよね?布団行こっか?
    中に出せば少しは良くなるよ?
    それに、俺に項噛ませてほしい」

    身体が熱くて言う事聞かなくて
    でも目の前には大好きな人がいて…
    俺には頷くことしか出来なかった

    その瞬間風見さんは俺の事を抱き上げ、ベッドルームまで連れて行ってくれて、優しくベッドの上に置いてくれた

    その仕草一つ一つにキュンキュンする。

    「風見さん…欲しい
    あなたの番になった証
    だから項噛んで?
    そして俺に子供を…産ませて?
    お願い…
    あの女の人にできないことを俺にさせて?」
  • 麟麗(リンれい)
    2018/12/16 09:05
    >>はる
    きっと抑制剤など俺らの前には無意味なのだろう

    だって、きっと即効性のものをくれただろう…だが今の小夜は全く効いている様子がない

    だから俺らは運命の番なんじゃないかって思える
    信じたことも無い、架空の話だと思っていた
    しかし、今の小夜を見ているとそうとしか思えない

    きっとこれからも抑制剤など小夜には効かないだろう

    でも、
    効かなくていい。
    だって、発情期の度に俺がそばに入ればそれでいいのだから