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食堂では耳栓を持て1
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食堂なう。
幸村「お前って見た目通り少食だな。同じ丈の平太を少しは見習え」
平太「そうだそうだー!」
涼花「て言うか…それ美味しいの?見てるこっちは胃もたれしそうだよ」
…好き放題言いやがって。
好きなもん頼めっつったから頼んだのに…。
ちなみに頼んだものは『旬のフルーツ盛り沢山!!生クリームたっぷりケーキ』だ。
昔は食べたことのなかった甘いもの。
生花の世界で初めて食べた時感激した。
それにこの身体は辛いものと苦いものを受付不可能らしい。
信吉「うっさい。お前らが食ってるものの方が胃がもたれる」
平太「それはお前がほっそいからだろ~。肉食えよ肉を!!美味いぞ?」
信吉「肉…」
じーっと藤山の食べている肉を見つめる。
別に不味そうに見えるわけじゃない。普通に美味しそうだと思う。
駄菓子菓子………もう諦めてくれ。
だがしかし,普通なら食べ切れるごくごく一般的な量らしいが俺には多い。
どうせ残すなら最初から頼まない方がいいだろ。
平太「ん?欲しいのか?」
信吉「いやべつn」
平太「ほれ,あーん」
信吉「んっ!!」
別に要らないと言おうとしたのにそれより先に口の中に肉を入れられた。
コイツは…阿呆か。
元々この席は端っこ。
今のを見たのは同じ席に座ってる2人だけ。
その2人もため息を着いているが。
まぁ入れられたものは仕方がない。
大人しく口の中にある肉を食べ始める。
……普通に美味い。
飲み込んで水を飲む。
信吉「ふぅ…いきなり口に押し込まないでくれ」
平太「悪い悪い。でも美味しかっただろ?」
信吉「まぁ…美味かったけど…」
平太「それなら結果オーライってことでいいじゃん」
信吉「…そうだな」
でも何となくやられた感がある。
癪だな。しばし思考を悩ませふと閃く。
何時もの俺ならば決してしなかった。
だがこの時は梅雨に入り睡眠不足のせいで思考が鈍っていたんだと思う。
後々後悔しても遅いんだがな。
信吉「藤山」
平太「ん?」
信吉「あーん」
ひと口サイズに切ったケーキをフォークにのせ隣に座っている藤山の方へと差し出す。
顔が見て見なかったためテーブルに肘をつき下から除くようにしながら……。
平太/涼花/幸村「「「は?」」」
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