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誰....?
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「やっぱり〜こんな腕の細い男いないってぇ〜」
ここにいるよ。
さっきから失礼な!
悪かったな!細くて!
「おい。その手放せ。出てくのはお前だよ。」
低い声を発しながら真が反対側の僕の手を握った。
きっとすごく怒ってるはずなのに、
触れ方はすごく優しくて。
「ん、真....?」
「あんた!!手ぇ離しなさいよ!!あんたみたいなメス猫は真君の手を触っちゃダメなのよ!!真君が穢れちゃう!!」
失礼だな!
握ってきたのは真の方だよ!
何見てんだ!
「....いい加減にしろ。」
真の声がどんどん低くなる。
「なんでそんなこと言うのよぉ〜、あたしは真君の彼女なのにぃ〜」
「彼女じゃねぇよ。」
「彼女よ!なんで認めてくれないの!?」
「はぁ!?ふざけるのも大概にせぇや!!そもそもなぁ!依頼人の息子に対して余計な情報聞くんもおかしいしなぁ!入るなって言ってた部屋にまで入って人の私物勝手に触って!それだけでも散々やのに今度は彼女気取りかいな!もう決めた!今ここで解雇にする!何言ってももう聞かん!契約違反も散々しとるんや、文句は言わせへん。それになぁ、うちに人がいるだけで突然その人にビンタってどういうことや!相手が誰なのかも知らんのに!しかも失礼な事言って!この人は男や!自分の勘違いやのに意味のわからない話しよって!もう2度と来るな!」
そういって鈴木さんを外に追い出してしまった。
真さんぱない....
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