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「うっ....あっ....あっあっぅ....んぅっ....ふぅ....ふぁぁ....はっ....」
数分後僕はさっきまでの浅はかな考えをしていた自分を殴りたくなった。
叔父さんがおもちゃをいれて拘束しただけで満足するはずがないのに。
本当にバカだ。
後ろにいれられていたおもちゃが微弱ながら振動を始めたのだ。
しかもタイミングはランダムで、持続する長さもランダム。
1番初めにびっくりして暴れたせいでおもちゃがイイトコにずれてしまってあたっているのがすごく辛い。
もう嫌だ。
「っはぁ、はぁ....っう....いや....はぁ....」
前触れもなく毎回突然くる快感に息も絶え絶えになりながら頭の中ではどうやって抜け出そうか考える自分とそんなことをしたらもっと嫌なことをされるから我慢しろという自分が争っていて頭の中もぐちゃぐちゃだ。
しかもこのおもちゃは初めて使われるものじゃない。
昨日もこれで散々弄ばれた。
ということはこの微弱な振動がずっと続くわけではない。
そのうちもっと強い振動が来るだろう。
それに怯えながら時折来る快感の波と戦っていた。
すると、
ガチャ
「あら?なんであなたがこの部屋にいるわけ....ってそういうこと?また遊ばれてるわけ?可哀想に。」
叔母さんが部屋に入ってきて僕に哀れみの目を向けた。
好きで遊ばれてるわけじゃないのに。
今ここにいる自分がとても惨めに思える。
しにたい。
心からそう思った。
しんでしまおう。
いまここで。この場所で。
そうしたら楽になれる。
何故今まで躊躇してきたのか。
こんな、永遠に続くような苦しみに耐え続けて。
我慢したってこの数年間いいことなんてなかった。
はやくおかあさんとおとうさんのところにいきたい。
しにたい。しにたい。しにたい。
「....ばいばい....」
小さな声でそう呟き
自分の舌を思い切り噛んだ。
すると血の味がして、意識が朦朧としてきた。
ようやくらくになれる。
「ごふっ....」
血を吐きその場に横たわる。
おもちゃが動いているのを感じるが快感も苦しさもない。
「ちょっと遥!?なにやってるの!?」
叔母さんが目を丸くしてこちらに駆け寄ってくる。
どうでもいい。
僕は死ぬのだから。
お母さんとお父さんの意志を無駄にして死んだこと。ゆるしてくれるかな。
ごめんなさい。
でも。もうむりなの。
つらいの。いたいの。くるしいの。
ばいばい。
「救急車呼ばないと....!あぁ....どうしよう....」
そんな声がきこえる。
もう。どうでもいい。
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