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好きだなぁ。
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たしか元々は2時頃の約束だったはず....
今の時間が1時....早いというのがどのくらいかわからないからなんとも言えないけど、今すぐ来てもおかしくないんだもんな....
覚悟はしておこう。
「緊張する?」
「うん、やっぱり今後の自分の運命が決まるからね。もし、拒まれたら自分の力で何とかしないといけない。だから、期待半分怖さ半分ってとこかな。」
「そっか。いい方向に転ぶことを祈ってる。それに今日父さんが拒んだとしても僕は今後もハルの力になるから。」
真....
「うん。ありがとう。」
「あ、そうだ、今日もしかしたら母さんもいるかもしれないんだ。」
な....なんですと....
「真のお母さん....あ....そっか、今日は仕事のついででよってくれるんだもんね....お母さんは秘書って言ってたしそりゃ一緒か....」
「そういうこと。流石。頭の回転が早い。」
「そうかな....?でも、さらに緊張してきた....」
「ふふ、大丈夫だよ。」
「す....好きな人の両親に会うってただでさえ緊張するんだよ....?そこをさらにお願いごとまで....あぁ....お腹痛くなってきた....」
「大丈夫だよ。しかも、サラッと嬉しいこと言ってくれるじゃん。」
「ううっ....恥ずかしさと緊張で死にそうだよ....」
「まあまあ、僕がついてるから。大丈夫。」
真っ直ぐ僕を見て真にそう言われて安心する。
「ん....ありがと。」
あぁ....やっぱり好きなんだなぁ....
真にぎゅっと抱きつく。
「かわい。今日は甘えただね?」
「ん....真の匂い落ち着く。安心する。」
ぎゅーっと抱きついて真を見上げてそういう。
「もう....ほんとかわいいなぁ...
あんま煽んないで?」
そういって額にキスを落とされる。
あ、あ、煽ってなんかないよ!!
「そ、そんなことないもん....」
「はいはい。今はそういうことにしといてあげる。」
「今はって何....?」
「ふふ、どうでしょう。」
わぁ、超笑顔。
「もう....」
そのあとずっと真をぎゅっと抱きしめていた。
超イチャイチャするじゃん....僕達....
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