アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
43
-
「高木先生、普段ご自分でご飯は作られないんです?あるもので何か作ろうと思ったんですけど
……お酒と水しかないんですもん(笑)」
「…んー、まぁ大体いつもコンビニか牛丼っすね」
カップにお湯を注ぐだけのとは違う、出汁のきいたお味噌汁を啜りながら氏原の問いに答える。
ちなみに服は俺が昨日貸したものではなくて
薄手のシャツにちゃっかり長袖のカーディガンを羽織ってる。
家でご飯を作ってきたときに着替えたんだろう。
あのぶかぶかの服着た氏原もエロ可愛かったんだけどな…。
そう。あの見えそうで見えない絶妙に開いた胸元はたまらなかった。
肌も白いし、鎖骨がはっきり見えてて…あの状況でキスだけでとどめられた俺を誉めたたえてほしいくらいだ。
あんなのそこらの女よりよっぽど綺麗で…
「高木先生?」
「…はっえ、なに?なんすか?ん?」
「えっと…だから、またどうですかって…」
…また?またどうですかって何の話だ。
俺の心の声もれてたってこと??
いや、もうよくわからん。わからんけど
そんな誘い文句言われちゃったら
「次は食いたいです」
これの一言に尽きるだろう。
「…はぁ。すでに食ってるじゃないですか……もう。
話聞いてましたか?
こんなものでもお口に合えば、またいつでも作りますよってお話だったんですけど」
…あれ、なんかちがったみたい。
氏原はわざとらしくむくれてた。
かわいい。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
43 / 448