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※むぎの妄想♡キャラ裏設定:爽ちゃん 2
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本編Be mine!の設定とは別に、むぎのなかではそれぞれのキャラに裏設定がありまして!
前回爽ちゃんの裏設定で、
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・爽ちゃんは3人兄弟!
・下に年の離れた妹と弟がいて、二人から二日に一度は可愛く求婚されまくってた
・弟の空には兄弟なのに本気で好かれてた
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↑とゆー妄想を書いたんですが、その後りょう様とお話しして、下に弟が2人ってバージョンもイイな…と///
そんなわけで出来た妄想が↓コレです!(///△︎///)↓
もしも爽ちゃんが男の子だけの三兄弟の一番上だったらシリーズ!(←シリーズ!?w)
【爽ちゃん】
Be mine!で一、二位を争う?攻めの色気をまき散らす男。
どこからどう見て逆さに振ってもαにしか見えないのに実はβ。嘘でしょ、むぎは信じないよ。
零士様の目さえも欺くα詐欺。三人兄弟の一番上。下に双子の弟がいる。
弟たちは小学6年生の夏前に性別判定検査を受けたが、その日の夜、兄の爽ちゃんに…(以下妄想、爽ちゃん視点)
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空:爽〜、くん♡(後ろから抱き着き!)
爽ちゃん:ぅわっ!?空…。何だよ、何かいいことあった…?
洗面所で歯磨きしてたら、後ろから空に抱きつかれた。うがいして、前に回された手を片手で握ってやりながら後ろを振り返った。
するとキラキラした大きな瞳で、空はまっすぐに見上げてきた。…正直に言おう。可愛いな、もう…!(///△︎///)
空:今日さ、学校で性別検査があったの。ねえ爽くん、俺、何だったと思う?
爽ちゃん:え、うーん…?(…αだったら俺より先にお父さんに言うよな、多分…。…てことはβか?…)…あー、もしかして俺と同じ?
空:ブブーーー!αでしたーーーーー!(๑˃͈꒵˂͈๑)
爽ちゃん:α!?へえ、そーなんだ!?…良かったな、空!( ´ ▽ ` )
俺は本気で喜んだ。
αってことは、もうそれだけで空の将来は約束されたようなもの。
俺からはα的アドバイスとか出来なくてちょっとさみしいけど…、空がαなら自動的に双子の星(あかり)もαだし、お父さんもいるし、…問題ないだろ。
空:ホント?…よかった?喜んでくれるの…?爽くん、俺がαでうれしい…?
心なしか少し不安そうに見上げてくる空。俺は歯ブラシを手に持ったまま膝を曲げて目線を合わせた。
やっぱり可愛い。そういえば小さいころから空はとても可愛かった。星(あかり)と2倍×2倍で迫ってきたこの可愛さと容姿端麗さは、なるほどαゆえだったと思えば全てがストンと納得出来る。
この子がそれを望むなら…、望む言葉を言ってやる。
兄として今出来ることは、全て。
ちょっと意味深なセリフが気になったけどそこはそれ、小学生に他意があるはずない。
爽ちゃん:もちろん!うれしいよ?空、α、最高じゃん!優秀って太鼓判だな!さすがお、…お父さんの子だよ、もうホント自慢の弟…、…っ…、
さすが俺の弟…、と言おうとして呑み込んだ。
別にβの引け目ってわけじゃないけど、性別の違いが引っかかった…。
目の前にいる空は、だけど本当に嬉しそうで、とても晴れやかな笑顔だ。素直に…喜んであげないと…
俺はニッコリ笑い返した。今までで一番、手の込んだ笑顔で。
空:……よかった…、喜んでくれるんだ……爽くん…。……うれしい…
……空…?
フッ…と空の雰囲気が変わる。天真爛漫で晴れやかな笑顔の底に、なにか色が混じったようでドキリとした。
…空……、背………いつの間に伸びたんだ…?
ポト……
空が纏う雰囲気に気圧されて、手に持っていた歯ブラシを落としてしまった。
手が伸びてきて、そっと俺の頬に触れる。怪我をした小さな小鳥に触れるみたいに。俺は、目が離せない。
リビングの時計の針の音がかすかに、だけどやけにハッキリ聞こえる。空の顔が…、綺麗に整ったその顔が、なんだろう、どんどん近づいて来た。もう少しで、…、……、
こ、…これは…、キスの流れ……?
…や、待て、空っ…、お前まだ小学生…、、
…っじゃなくて!の前に弟!弟なんだけど…!!///
頭の中が真っ白になる。
抵抗していいのか?抵抗…、しちゃいけない気がする。…いやダメだろ、ココは抵抗しなきゃ…!?
顔をそらすには近過ぎて、ちょっと無理…、
あっ、でもさっき歯ブラシ落としたから俺の両手は空いている!…とりあえずココは、突き飛ばす…とか…、
や、ダメだろ、そんなことしたら空が傷つく…!
でもやらないと、お、弟にキス、…される兄とか笑えねーぞ…俺!どうする、どうする…!?
このとき、普段クールだと自他共に認めていた俺の明晰な(はずだ)頭脳は完全にフリーズしていた。
このままじゃ自称クールになってしまう…なんてことを頭の片隅でチラッと考えたが、全部あわてて消去した。
爽ちゃん:…そ、…空?…何しようとしてる…?
空:何って爽くん…分かるでしょ…
両手で頭ごとガッチリ固定された。身動きが取れない。
ああこれってやっぱりアレだよな…、そうゆーヤツだよな…、
待て、俺ら兄弟なんだけど!?何だ?どこだ?…どこで間違えた…?
ジリッと空が距離を詰めて来て、少しだけ口を開ける。俺の唇を真っ直ぐに見ているから、まぶたが半分だけ閉じていて超絶色気がすごかった。
まつ毛、長いよなあ……顔のパーツはやっぱり俺に似てるな……
ああ、性別か……生まれ順、間違えたなぁ…
…もし俺がαなら、すぐにソナタに告白するのに……
ソナタの顔が頭にチラつく。
空がまた距離を詰めて来た。少し後ずさると洗面台の縁に太ももの上がトン、と当たった。
……ここまで、か……
観念して目をつぶった、その時だった。
バァン!!
「爽くんから離れろ……!!」
バスルームのドアが壊れるかと思うほど勢いよく開いて、空と同じにスラッと伸びた長い足がシュッと風を切った。
ヽ( ゚∀゚︎)ノ┌︎┛︎)`Д゚)・;'ガッ!!
俺と空の間、胃の腑のすぐ前に綺麗に蹴りを入れ、一瞬で空を吹っ飛ばしたのは双子の弟のもう片方。
星(あかり)だった。
ドカカッと派手な音を立てて吹っ飛んだ空は、壁と洗面台に横ざまに倒れ込んだ。ものすごい形相で振り返り、
空:ってぇな!!星(あかり)テメェ何邪魔してんだ、さっきそこで100回ジャンケンしただろ!!(激´д`怒)
爽ちゃん:…ん?なに?…ジャンケン…?( ☉︎д⊙︎) なんの話…、、
……てゆーか二人とも…。
まだ12才なのにテメェとか、随分悪い言葉を覚えちゃって…
そんなやさぐれるようなヒドイ育て方しちゃってたかなあ、俺…(≡︎Д≡︎;)
…俺は目の前で繰り広げられるバトルの内容とゆーよりも、知ってる限りの言葉で相手を言い負かそうとする双子にショックを受けて軽く落ち込んだ。
小さい頃は二人とも爽たん爽たん、って俺の後をついてきて、ホント可愛かったのに…
いつからこんなに仲悪くなったんだ…?
…よく考えたら物心ついてくりくりした大きな瞳で俺を見たあの瞬間から、こいつらは仲が悪かった。
けれどあまりにかわいすぎる双子のかわいさにやられてかわいがりすぎていた俺は、そのことをすっかり忘れていた。…ん?日本語おかしい?…気のせいだろ。
星(あかり)はどうしても空が許せないらしい。
要は空が俺に、…その…、『何か』しようとしたのが許せないということ、…らしい、、
星(あかり):るせえ!!黙って何もしないで爽くんのファーストキス取られんの見てられっかよ!!
空:ハァ!?見なきゃいーだろ!俺が勝ったんだから文句言うんじゃねえ!弟のくせに!
立ち上がりつつビシッと指差して、途中から邪魔してきた星(あかり)を責める空。
爽ちゃん:は!?……え!?(.;゚;:д:;゚;.)ふ、ふぁ、
……何…?な、何を話してんだ?空…星(あかり)…?お兄ちゃん、話がよく見えないんだけど…ヽ(´Д`;≡︎;´Д`)丿
星(あかり):はっ、双子に弟とかあるかっての!爽くんも嫌がってたじゃねぇか!
空:ハァー!?どこ見てんだ星(あかり)!?イイ雰囲気だっただろ!お前の目はただの穴か?ウズラの卵か!?
だいたい爽くんが俺の甘々キス嫌がるわけねーだろ!ね!?爽くん!?(๑⁼̴̀д⁼̴́๑)
星(あかり):ハァー!?!?(屮゚□゚︎)屮 天使の俺と違って超絶腹黒い空のベチョベチョキスなんか、嫌がるに決まってンだろ!ね!?爽くん!?(๑⁼̴̀д⁼̴́๑)
空:は!?んなわけねぇだろ!ね、爽くん!?
星(あかり):んなわけねぇわけねえだろ!ね、爽くん!?
空&星(あかり):どっち!?ねえ爽くん!?どっち!?!?!!(๑⁼̴̀д⁼̴́๑)(๑⁼̴̀д⁼̴́๑)!!
さ……さすが小学生とはいえα同士の喧嘩……、マウンティング、ハンパねえ………(≡︎Д≡︎;)
そんな二人してジャッジを求められても、俺に答えられるコトと言えば、、 …、
爽ちゃん:……、ァ…あー……ゴメン…俺、ファーストキス、中学のときに終わってたわ……( ̄▽ ̄)
空&星(あかり):え!!!Σ(T□︎T)!!!
・
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後で聞いたら空も星(あかり)も『αだったら』俺のファーストキスを奪った方が『爽くんに告白して恋人同士になる』勝負をしていたらしい…
ジャンケンは、俺が歯磨きしている間にドアの外で100回もジャンケンして、一個差でかろうじて勝った空が先にチャレンジしてきたというオチ……
俺は景品か!?(´;ω;`)ブワッ
ちなみにβだったらどうしたんだよ、と聞いてみると、空と星(あかり)は顔を見合わせてぶはっと笑った。
空:そんなの絶対ありえないし!!(^∇^)
星(あかり):爽くん心配し過ぎ!!可愛い〜!
空&星(あかり):好き…!(両側から爽ちゃんのほっぺにちゅ!)
爽ちゃん:ゥワ!!///わ、…っるふざけすンな…!!(///△︎///)!!
空&星(あかり):ふざけてないよ〜( *¯ ³¯*)♡︎チュ
星(あかり):…(くす)ね、爽くん…。次は俺の番(ばん)だよ…
爽ちゃん:え!(ゾワッ!)ないない!次はないの!!( ̄□︎ ̄;)!!
てか空もしてねぇし!?(|||´□︎`;)))))とツッコミ入れたかったがそんな空気じゃない。
星(あかり):えー…爽くん、テレ屋さんだな〜…
爽ちゃん:お。お前な…、
色気たっぷりの流し目を寄越す星(あかり)に文句言おうと口を開くと空が横から口出ししてきた。
空:ちょ!星(あかり)にはあっくんがいるだろ…!爽くんは俺が先に好きになったの!
星(あかり):それはそれ、これはこれ〜。てゆーか俺だって爽くんのことずっと好きだし。ね、爽くん♡
爽ちゃん:あーもう!ハイもうこの話は終わり!!ホラ二人とも早く寝なさい!!(激´д`怒)
空&星(あかり):はーい。爽くんおやすみなさい(๑◔︎‿◔︎๑)
爽ちゃん:ハイ!おやすみー!(///△︎///)!!
意外と素直にベッドに横になる二人。なんだかんだやっぱり眠かったのか、まぶたをこする仕草がかわいい。
また明日な、と頭をなでなでしてやってから二人の部屋を後にした。
まったくあの二人は……どう育ったらああなった…?(≡︎Д≡︎;)
まぁ昔からホント爽たん爽たんって懐きすぎなほどだったけど…、……、
……… … ……、
…てゆーかちょっと待て。
あっくんって誰だ…!?( ̄□︎ ̄;)!!←重症。
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