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姫宮先生との通話を終え、シャワーを浴びてから夕食を食べにダイニングルームへと向かった
部屋に入るとそこには兄貴がいた
兄貴は俺の姿を確認するなり声をかけてきた
「碧海も夕飯食べに来たのか。食事を一緒に食べるのは久
しぶりだね」
「そうだね。兄貴最近忙しかったんだろ?」
「まーね。あ、そういえば今日千里の店行ったんだって?
さっき連絡きたよ。すごく喜んでた。えーっと何君だっ
け? 千里がすごくいい子に会ったんだって自慢してき
たよ」
「あぁ。侑舞くんのことだろ。岸さんが連絡先教えてた」
俺の言葉に兄貴は目を見開いて驚いていた
「千里が!? あいつが自分から連絡先教えたのか!?」
「うん。店、開店するのが不定期だろ? だから来たい日
は事前に言ってもらえたら対応できるから連絡先交換し
ておこうって交換することになったんだよ」
「あいつが連絡先教えるなんて珍しい。相当気に入ったん
だな……」
「店の内装の話もしてたよ。めちゃくちゃ嬉しそうにね」
「マジ? めっちゃその話聞きたかった。千里に聞こうか
な」
「やめてやんなよ(笑)」
「えー?? なんで?」
「本人の前じゃないから言えることだってあるだろ?
あんまりいじめないでやれよ」
「恥ずかしそうに言ってる姿が可愛いじゃん! わっかん
ないかな~」
そんなことを言ってる兄貴を冷めた目で見やると、席に着いた
すると兄貴も酷いじゃん~とか言いながら席へ
それを見計らったかのように使用人が料理を運んできてくれたので、兄貴と談笑しながら食べた
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