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好きの謬錯。
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_まふまふ side_
『ごめん!ちょっと遅れる〜』
まふ「っはぁ…またか..」
スマホの画面を見つめながら深くため息を吐く。
僕の友達、天月君は、少し行動がゆるい。まぁ、ドタキャンされたわけでもないし、遅刻なんて、いつもの事だ。大丈夫。
?「おー混んでるなぁ」
ふと、ボーッとしていると、聞き覚えのある声が耳に届いた。
この声って__
僕は心を躍らせながら振り向いた。
でも__
そら「ここ座る?」
そらるさんは、彼女さんと一緒に居た。
一気に顔をそらした。
今日は彼女さんとか…
表情が曇る。すぐ近くに会いたい人が居るのに、会いに行けない。
いっそのこと、店を出てしまおう。そう思った。その時_
そら「そろそろさ、結婚の事とか考えない?」
彼から放たれる言葉に視界が歪んだ。
まふ「けっ……こん…?」
少し呼吸が荒くなる。
ダメだ…ここにいちゃ……帰ろ…
僕は、天月君に連絡をして店を出た。
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