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達したと同時に離れてしまった唇。
身体中が熱くただひたすらに気持ち良くて、頭がぼーっとする。
肩で息をしながら、俺は虚ろな目で先生を見つめていた。
「あとは穂中次第だけど」
そう言いながら先生は自分のベルトに手をかけ、カチャと音を鳴らす。
ズボンの上からでも目立つ膨らみから、先生が興奮している事が分かる。
意図するように動く手つきに俺はごくりと唾を飲んだ。
「――する?」
にこりと微笑みながら聞いてくる先生。
いつもだったら無理やりするクセに、今だけは俺に選択肢を与える。
本当…意地悪だ。
もっと触って気持ち良くして欲しい。
俺はその一心でゆっくりと、でも確かに頷いた。
「ありがとう。優しくする」
目を合わせればそう言って、先生は嬉しそうに笑った。
「これ噛んでていいから声抑えて」
体勢を変えられ、後ろを向き座っていた所に手をつく。
そして先生の首に掛かっていたタオルを口に含まされた。
その場の雰囲気に流されて忘れていたが、ここは宿泊先で公共のトイレだ。
声なんて出してバレたら洒落にならない。
思い出したら途端に恥ずかしくなってきた。
「せ、先生…やっぱり……」
「何?今更嫌って言っても聞かないよ」
「や、ぁ……んっ」
俺の言葉を遮る先生。
後孔には既に舐め濡れた指が入り込んできて、中をゆっくりと解される。
声を出さないようにとタオルを噛み締めるけれど、どうしても声が漏れた。
「んっ、…んん!」
「あんまり力みすぎんなよ。体は力抜いて、リラックス」
「んッ…ん、…む、り」
俺がそんな器用なことできるわけが無い。
声を抑えようとすればどうしたって体に力が入る。
それにこんな状況でリラックスなんて、どんな強者だ。
「ここ、もう慣れた?」
「んっ…!や、ぁッ」
「ふっ、随分気持ち良くなれてるみたいだね」
中の膨らみをぐりぐりと刺激され、せり上がるような感覚が俺を襲う。
認めたくはないが、先生の言う通り最初よりも明らかに快感を拾い始めている。
悔しいけど…気持ちいい。
後ろを十分に慣らされたあと、中から指が引き抜かれた。
そして先生のものがぴとりと後孔にあてがわられる。
もう二回も挿れられているそこだが、まだ怖い。
心臓がどきどきしすぎて痛いくらいだ。
息を整えようと吸い込んだ瞬間、先生が耳元で囁いた。
「――挿れるよ」
「ん、んッ……んぅ!」
やっぱり他人のものが入ってくるという違和感には慣れない。
相変わらずの大きさで圧迫感がすごくて苦しい。
だけれど、前よりずっと気持ちいい。
ゆっくりと挿入され、本当に優しくしてくれるんだと思うとぽろりと涙が零れた。
「――よ!まじで?」
突然、場違いな男子の声がした。
どうやら誰かがトイレに入って来たようで、足音と話し声がこちらへと近づいてくる。
先生の方を振り向いてみると、人差し指を口元にあてていた。
静かにしてろ、って事だよね?
いや、死んでも声なんか出せないけど。
タオルを噛んではいるが、さっきから声が漏れるのも抑えられていない。
先生が静かにしろと言っているのだから、心配はないと思うのだけれど。
入ってきた男子達は用を足しながら話し込んでいるようで、中々立ち去らない。
後ろで脈打つ存在感に焦りながら、俺は噛んでいたタオルを握りしめた。
「てかさー、穂中のやつどこまで抜きにいったんだか」
お、俺?
突然自分を話題に出され、バクリと心臓が跳ねる。
よく聞いてみれば男子の一人は鈴木のようで、そうなればもう一人は同じ部屋の人だろう。
俺は何を話すのか気になって、耳を傾けた。
「バレないように離れてるとことか?あいつもエロ本見て勃起するとか中学生かよ」
「いやお前もそれで抜いてんだろが」
ははは、と乾いた笑い声がトイレに響く。
…ヤバい、すごくヤバい。
折角躱したと思った話が掘り返されてしまった。
後からの刺すような視線に冷や汗が零れ落ちた。
「…締めすぎ」
「――んっ!?」
ぼそっと耳元で囁かれ身震いをする。
急なことで完全に油断していた俺は声抑えきれなかった。
こんな時になんの意地悪だ!と先生を睨みつけるが、当の本人は一人だけ微笑んでいた。
何かとても嫌な予感がする。
「…何か今声した?」
「別におれはきこえてねけーど…あ」
急に何かに気づいたように声を顰めて話し出す鈴木たち。
俺の声がバレた!?
焦って流れた汗が手に落ちると同時に、俺の嫌な予感は的中した。
「――っ!!」
まだ入り切っていなかった先生が、こじ開けるように押し込まれる。
ずず、と一気に呑み込まれていく刺激に我慢できない。
先生の方を見ると不敵に笑っていたが怒れるはずもなく、悔しさに手を握り締める。
「――やっぱそうだって、行こーぜ」
少し静かになったかと思えばパタパタと足音が遠のく。
声を抑えることに限界を感じていた俺は安心して、口からタオルを離した。
「あッ!?…や、んん!」
「抑えないと聞こえるよ」
途端に再開する腰の動きに、油断した口から声が出る。
咄嗟に抑えたが、もしかしたらまだ近くにいて聞こえたかもしれない。
そんなことを考えるが後ろからの刺激にすぐに思考が停止する。
ずっと耐えていた俺のものからはぽたぽたと白濁が零れていた。
「さっきのどう言うこと」
「んっ…ぁ、なに、?」
「エロ本がどうとか聞こえたんだけど」
容赦なく後ろからがつがつと突かれ、弾けるような快感に目の前がチカチカする。
そんな中、何の事か思い出した俺は咄嗟に誤魔化そうとした。
「ちがっ…う、あれ、は…」
「何が違うの?ここに来て抜く気だったんでしょ?」
「ち、がうッ…も、やだぁ…!」
これでもかと俺を苛める先生に涙がぼろぼろと零れ落ちる。
人に聞かれて、こんなに尋問みたいなことされて散々だ。
胸がきゅうきゅうと締め付けられて痛い。
「ね、教えて。どんな女を見てする気だったのっ」
「やっ…ちが、ぁ、せんせぇっ…」
俺が興奮する相手なんて一人しかいない。
本に載っていたのが女の子だったとしても俺が見ていたのは間違いなく先生だ。
先生じゃなきゃ、こんなになってない。
こんな醜態さらせるのも先生だけだ。
「やだ、っ…!せんせーだけっ、だ、からぁ…ッ」
俺は無我夢中で先生を求め、声を抑えることなど忘れていた。
身体が気持ち良くなることしかできずにグズグズになっていく。
先生の服に縋るように握ると、俺の中で大きくなるのが分かった。
「かわいすぎ…」
「ひぁッ――」
さっきより大きいものが奥まで入ってきたかと思えば、俺はすぐに達してしまった。
溢れるように出てくる精液に体がぶるぶると震えた。
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