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「穂中の中にある物、これからどうなると思う?当てたら抜いてあげるよ」
「そんなの、分かんないっ…」
「じゃあそのままだね」
今のままでも十分辛いのに、まだ何かあるのだろうか。
先生にぴったりくっついて首筋に鼻を擦り付ける。
こうすると心地の良い香りがして少しだけ落ち着いた。
俺が嘆く中、今度は何かリモコンのような物を取り出す。
入と切とか色々書いてあるけれど、涙で滲んでよく見えない。
それよりも抱き着きたいと目を逸らした俺は、先生が悪魔のような微笑みを浮かべていることに気が付かなかった。
「――俺を悲しませたお仕置」
「ひぁっ…!?っあ、やぁッ、待って、やだぁ!」
ブブブと機械音を鳴らしながら動き出したのは俺のおしり、じゃなくてその中の物。
それが小刻みに振動して俺の内壁を揺らす。
感じたことの無い感覚に全身が震え、ゾクゾクと背中が反った。
痛くはないけど、これは違う意味で良くない。
すると先生はリモコンを持てと俺の手に握らせる。
止めていいのかと先生の顔を見たが、その笑顔はきっと違う。
「俺がいいって言うまで止めるの禁止。それまで自分で持ってて」
「や、だっ、やだッ…ひっ、とめてっ」
「止めても良いよ?でもそうしたら俺、なにするか分かんない」
ニッと口角を上げながら酷なことを言う先生の表情にゾッとする。
止めたいけど、これは絶対に止めちゃ駄目なやつだ。
きっと今のなんて比じゃないことをされる。
先生の意地悪、悪魔ー!
俺は頼りないリモコンを握りしめると、拳を下の方に隠した。
「――いい子」
そう言って吸い付くように唇を奪われる。
軽くちゅーされた後もっとして欲しくて先生のシャツを掴むけれど、やっぱり俺の望み通りにはしてくれない。
「あっ、んッ…ちくび、いやぁっ」
「いや?触って欲しいってぷっくりしてるけど」
「し、してなぁッ、ぁ、んんッ…!」
ぐりっとシャツ越しに浮き出た突起を摘まれ、そこから電流のような刺激が駆け抜ける。
それを左右同時にするものだから、快感が逃げ出せない。
その上おしりでは未だにブルブルと震えていて、本気でおかしくなる。
イきたいのにイけない刺激に、自然と腰が揺れ動いて止まらない。
すると不意に先生の手が乳首からおしりへと移動する。
やっと取ってくれるのかと身を先生の体に寄せてみるけれど、どうやら違うようで先生の顔は微笑んだままだ。
「穂中」
「な、なにっ…ぃ?」
「誰も出していいなんて言ってないけど?」
コツンと指で玩具をつつかれ、俺は唖然とする。
ど、どうして中にある物を先生が触っているんだろう。
俺、勝手に外に押し出してたってこと?
訳が分からず先生を見つめて首を傾げると、ちゅっと額に唇を落とされた。
そして容赦なく玩具を奥へと進める。
「やぁっ…!も、むりっ、やだぁっ!」
「穂中は奥が好きだろ?ほら、体が喜んでる」
「やぁ…ゔっ、好きじゃないもんっ…うぅ」
先生の言う通り、奥を突かれると直ぐに達してしまうけれど、イコール好きというわけじゃない。
逆に気持ちよすぎてあんまり好きじゃない。
一点を狙ったように当たる振動が気持ち良くて、苦しくて涙がボロボロと零れ落ちる。
そろそろ、本気で限界だ。
「んぁっ、…イきたいっ、お願い、せんせぇっ…」
懇願するように先生を見つめてシャツをぎゅっと握る。
すると先生はふわりと微笑んで、俺の持つリモコンを指さした。
今度こそ止めていいのかと安堵したが、その希望は先生によって打ち消される。
「強、って書いてあるボタンあるでしょ」
「う、うんっ…ある、けどっ」
「それ押して?」
「え…?」
俺は先生とリモコンを交互に見てポカーンとする。
数秒後にその意味を理解して俺は全力で首を振った。
それを押してどうなるかなんて流石に分かってしまう。
もうこれ以上は耐えられない、無理だ。
「やだっ…できない」
「穂中、俺が押してって言ってる」
「やだやだっ…!もうむりっ、むりだから…」
先生の鋭い視線が刺さってくるが、そんなこと今は関係ない。
お仕置だろうが意地悪だろうが嫌なものは嫌だ。
自分で自分の首を絞める行為、それだけは従いたくなかった。
ひぐひぐと泣きじゃくって震える手に力を込める。
けれどその手にあったリモコンはいとも簡単に先生に奪われてしまった。
腰を掴まれピッタリと先生に密着する形で身を寄せられる。
「うっ、あ…やだっ……ひっ、く、ごめんなさいっ、ごめんなさい、うぅっ」
簡単に想像できてしまう未来にに怯えふためく。
こんなお仕置あんまりだ。
俺はもっと優しく甘やかして欲しいのに。
これ以上どうなるかなんて考えたくもなくて、涙を零し続けながら先生の肩をぎゅっと掴んだ。
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