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悪魔と神父4 あるラム
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Part4なので1.2.3を見てない方はそちらを
読んでくれると幸いです
この小説には死ネタを含むので
苦手な人は見るのをお勧めしません
そろそろ終わりです
―ラムザside―
あ「最近、戦争激しくなってると思わない?」
あるにあはそう言う、確かに、激しくなっている
爆発音や銃声共に、増えている
ラ「だな、教会の人も攻め込んで来ないよう
色々と備えてるよ」
あ「ここも、もう終わりかな」
ラ「そうかもね」
あ「ねぇ、ラムザ、二人で安全な所に逃げない?」
ラ「え…?それって、ここを離れるって事…?」
あ「そう」
無理だ、そんな事できない、だってそれは
教会の仲間や、苦しんでいる人を見捨てるという事
俺は、人々を助ける人間だ
離れる事はできない、それに……
ラ「俺は辞めとく、仲間を見捨てられないから」
あ「そっかぁ、いいアイデアだと思ったんだけどなぁ
ま、ラムザさんがそう言うなら強制はしないよ」
ラ「へぇ…予想外…」ボソッ
あ「え、今予想外って言った!?予想外って言ったよね!?」
ラ「言ってないです〜」
あ「いやいや!絶対に言ったろ!」
あるにあと会ってからは、戦争で疲れてた
疲労も、少しは和らいだような気がする
ずっと、このままあるにあと居たい
―???side―
?「こっちは大丈夫だ」
?「ちょっと〜、早いよ」
?「〇〇〇が遅いんだよ、多分」
?「え、俺が悪いの?w」
?「しっ…静かに…誰か居る…」
△△△△が息を潜めて、視線の先の人間を狙う
?「俺も援護する」
?「二人共待って…!あれよく見て!
教会の人間じゃない?」
?「本当だ、誰かと話してるみたいだが
周りに人居るか?」
?「取り敢えず、あそこに居たら死ぬでしょ
だから避難を先に優先させないと」
そうして俺らは近づいた
―ラムザside―
あ「それで、その時…」
ラ「……!!」
あ「どうした?」
ラ「兵士だ…こっちに来る…」
武装している人間…一人…いや、後ろに二人いる
三人か…敵かもしれない…戦闘体勢を…
?「おい…!そこ…………ら……るぞ…!」
ラ「え…?」
どうやら、撃ってこない事から敵では
無いらしいが、何を言ってるのかよく聞き取れ……
そう思った瞬間、銃を構えてきた
ラ(やっぱ…敵か…!?)
パンッ!!!
銃声と共に、弾が横を通る音がした
そして、何かが倒れる
その方向を見ると、違う兵士が血を流し倒れていた
?「ふぅ…お前危ないな、知らせたのに
何故逃げなかった?」
ラ「あ…聞こえな…くて……」
タ「まぁまぁ…そこは置いといて、
まず名前言わなきゃ、俺はタップフォレスト」
タ「無事でよかった、それで青っぽい髪の方は」
ジ「AOSSジャンク」
ア「それで、俺がアムムムム」
ラ「えっと…俺はラムザ…」
どうやらタップと言う奴はまとめ役らしいな
ジャンクは怖そうだけど、今の狙撃からして実力は確か
アムムムムは…まだ情報が掴めないな
ラ「なるほど…敵では無いんだね?」
ア「俺らはここの兵士だから安心して」
ジ「でも、時と場合により敵になるかもな」
タ「ジャンク〜そういう事言わないの!」
ジ「しかし、いつ牙を向いてくるかわからん
それに、こいつヤク中じゃないのか?」
あ「ラムザさんwwwヤク中とかwww」
タ「うーん…ジャンクがそう思うのも無理無いかも…」
急にヤク中とか…何でそう思うんだ?
ちゃんと受け答えもしてるはずなのに
ジ「ラムザとか言ったな、お前は
さっきから誰と話しているんだ」
ラ「え…?誰って…ここに居るじゃん」
ア「ここって…どこ?」
ラ「ここだよ、ほら」
ここに居ると言っても相手は信じないな…
見えないふりでもしてるのか…?
あ「ラムザさん、俺悪魔だよ?」
ラ「それは知って……あ」
あ「ラ〜ムザさ〜んww悪魔は
見える人あんま居ないって言ったろ〜?」
ラ「すっかり忘れてた」
ジ「なぁタップ…やっぱりこいつヤク中だよ…」
タ「そうかもしれない…」
うーん…どうやって説明すればいいのか…
ラ「あ、そうだ、あるにあ、あそこの煉瓦飛ばしてよ」
あ「そうだな、見せた方が早い」
そうしてあるにあは煉瓦を浮かせ、飛ばした
これで信じるか…?
タ「……!!」
ア「え、今煉瓦飛んだよね!?」
ジ「マジックとかだろ」
ラ「えぇ…悪魔なのに…」
その言葉にジャンクとアムムムムが反応した
ジ「悪魔?今のって悪魔がやったのか?」
ラ「そうだよ、悪魔が飛ばしたんだよ」
タ「あ、悪魔…?」
ジ「かっこいいなそれ、ここに居るの?
え、すげぇ!!!」
ア「悪魔って居たんだ!ほらタップ!
やっぱ悪魔居ただろ!」
アムムムムもはしゃぐが、それよりもジャンクが
目を輝かせ、さっきとは全く違う、子供みたいな
様子を見せていた
ジ「俺らは悪魔見えないの?」
ラ「多分見えない」
ジ「あぁ〜…残念だなぁ、人生で一度は
悪魔見てみたかった」
タ「悪魔なんて怖いでしょ、絶対
食い殺されるって」
あ「え、俺らってそんなイメージ持たれてんの?」
三人の反応もわからなくはない、最初俺も
悪魔は人間を食い殺すイメージがある
そして、見てみたいという興味もあった
あ「はぁ…仕方ないなぁ、見せてやるかぁ」
ラ「え?見せるって?」
あ「姿をだよ、ラムザさん、三人に
死んだ後悪魔になってもいいか聞いて」
ラ「わ、わかった」
ア「わかったって?」
ラ「あー…えっと…皆、死んだ後悪魔になってもいい?」
タ「え?どうして?」
俺は三人に、あるにあから教えてもらった事を話した
最初は疑っていたが、さっきの件で、信じた
ジ「そういう事ね、俺はいいけどタップがなぁ」
ア「俺もいいけどタップがなぁ」
タ「わ、わかったよ…!俺もいいよ!」
あ「タップって奴流されやすいな
ま、とにかく了承を得た事で、いっちょやりますか」
ラ「どうやるの?」
あ「まぁ、見ててよ、あ、ラムザさん
三人を横一列に並べて」
俺はあるにあに言われた通りにすると
あるにあが三人の後ろで何か唱えている
そして、三人の目が一瞬、赤くなった
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