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(こわいこわいこわい……だれか、たすけてっ!!)
ギュッと目を瞑ったその時だ。
「オジサン、何やってんの?」
自分とそんなに変わらない年頃の男の子が二人、立っていた。
「ッ?! な、何って、これからこの子と気持ちいいことヤるんだよ…。」
「気持ちいいことって?」
「その子、いやがってるじゃん。」
「な、なんなら一緒にヤるか? めちゃくちゃ気持ち良くしてやるよ…!」
僕が恐怖で動けないのを確認すると、二人の男の子の腕を掴み、自分の股間を触らせようとした。
「はぁ、そんな粗チンで気持ち良くなるわけないじゃん。」
「全く。汚ないものを神様の前に出さないでいただきたい。」
「……んだと、お前らッ!!」
二人の後ろから大きな毛玉みたいなものが、ブワッと現れたかと思うと、男の子は大人の背丈を越える大きな狐と狸に変わっていた。
「ヒッ……ヒイイッ!! ばっ、バケモノっ!!」
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