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LOVE2:オタクと根暗
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なんとか理科室から出れた俺達は廊下で座っていた。
怜「咲、大丈夫か!?」
咲「・・・うん。」
怜「めっちゃ汗びっしょりだな・・・。」
咲「迷惑かけてごめんね、ありがとう。」
怜「おう、気にするな!〔なんか今、咲が可愛く見えたようなぁ…〕
よかった…怜が居なかったら今頃・・・。
それにしてもなんであんな場所にあれが・・・。
怜「なぁ…あの鼻を突くような臭いはなんだ?」
咲「あれは…ホルマリンの臭いだよ。」
怜「ホルマリン?」
咲「医療とかに使う液体…因に生体には有害だから」
怜はマジかよって顔をしながら震えるフリをしている。
ん?扉に貼り紙がある。
さっきはあったっけ?
《理科の授業でホルマリン漬けを落としたため立ち入り禁止!!》
…そういう事ね…。
怜「咲、もう平気か?」
咲「うん…だけどやっぱり具合が良くないし汗でシャツもびしょびしょだから部屋に戻るよ。」
怜「分かった。先生には行っておくから…無理すんなよ?」
怜は結構優しい人なのかもしれない。
にしてもこれで部屋の片付けが出来る。
…仮病とはいかなかったけど…
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