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LOVE2:オタクと根暗
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Siby怜
理科室から咲は変だった。
口数は少なくなるし、体は震えてるし。
真っ青になってる時は本当に焦った。
それも全部あの薬品?の臭いのせいなのだろう。
え~と…ホル…なんだっけ・・・。
俺、馬鹿だから薬品の名前なんて知らねぇ~よ!
てか、体調良くなってありがとうって言ってくれた時…なんか可愛く見えてしまった!!
あんなグルグル眼鏡にボサボサ頭なオタクなのに…
まぁ、俺が言えることじゃねえけど。
咲…大丈夫かなぁ…。
俺は咲の事が心配で授業に集中できなかった。
放課後、急いで寮長に会いに行く事にした。
たしか…寮の1階に…
あった!
1階にある寮長の部屋を見つけた。
「あっ…やぁだめ…んっ…」
ん?
「可愛いな・・・もう俺も限界・・・。」
「いいっよ♡」
……お取り込み中。
聞いたことがある。…寮長にはセレフが沢山いると…
寮室の番号、分からないじゃん…。
俺はしょうがなく職員室へ行って寮長が居ないと嘘をついて寮室の番号を教えてもらった。
咲…待ってろ!!
急いで自分の寮室に入った。
怜「咲~?」
返事がない…。
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