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39.
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「アイスは21だろ」
そういう海くんに着くと可愛い雰囲気に纏まった21アイスクリームに着いた。海くんはどれにしようか…とショウケースとにらめっこをしていた。
海くんはキャラメルやらナッツが入ったものと、チョコやらマシュマロが入ったものを頼んでいた。まさに糖分の塊だ。
「甘いもんって言ったのにそれ?」
「僕は好きだよ。それに甘いよ?」
「レモンとか酸っぱくね?」
「一口いる?」
「………いる」
海くんにアイスを差し出すとキョトンとした顔をされた。あれ、いるって言ったよね?
「唯斗ってよくわかんねーな。あ、レモンさっぱりしててうまい」
「?美味しいでしょ」
「ん、結構あり」
アイスはあっという間に食べ終わった。
海くんは甘党なのかもしれない。僕はあんな甘そうなものを2つは、少し多い。それを平気そうに食べていた。
今までに知らなかった海くんを知るのは、嬉しいし楽しい。今日、出掛けられたのは本当に嬉しい。
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