アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
麻痺
-
忘れろ俺。
お布団最強。
「っ!?」
近づいてくる気配を感じつつ無視していると、布団を思いっきり捲られる。
「なっ、」
「冬夜。...冬夜」
うわあ。
なんか分からんけど変なスイッチ入れちまったかもしれない...。
「なっ、何、んんっ!?」
やっぱり!?
顎を救い取られて深くキスされる。
...中途半端な体制で、抵抗ができない。
「ん、んゃ、ふぅ、」
激しく動き回り我が物顔する舌に、頭が回らなくなってくる。
「っ、っ、、ちゅ、んっ」
後頭部をガッチリ固定されて、身動きが取れないっ!
「っ...ん......は、っ...」
呼吸をする暇も与えられず、酸素が足りなくて頭がクラクラする。
「......っはっ、っはぁ、はぁっ」
やっと離れた時には、俺はもう呼吸をすることで精一杯だった。
「...ねえ、冬夜。俺、冬夜のこと好きだよ」
「はぁっ...は、はっ」
「んね、俺たち、本当に付き合わない?」
「っ、はぁ、な、なんで急に」
視界がボヤけて覆いかぶさった岬圭一の表情が読み取れない。
「お願い...」
「んっ、ゃ」
サラ、と髪と顎を撫でられる。
「お、俺は気持ちよかったって言ったけど!っふ、普通に無理やりだったから!」
「うん、...ごめんね」
っ、悲しそうな声にグッとくる。
どうしよう。
「お前なんかっ、」
「お願い...冬夜」
多分俺、コイツの悲しむ顔に弱い。
「ね、冬夜」
「んっ」
ペろ、と唇を舐められる。
「冬夜...」
「っ、わ、分かったっ」
舐められた唇を指でなぞられた俺は、限界を迎えて降参した。
「なりゃいいんだろ!なりゃ!」
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
35 / 216