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いろいろ豪華で驚きました…!?
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あの驚きの事実(生徒会)から、俺はずっと脱力しきっていて
気づいたら家の晩餐室だった。
俺…生徒会のメンバーなんだ……
今までそんなリーダー的なことしたことない俺が出来るのかな…
「どうした、真人。食欲がないのか?」
「あら、大変! 風邪かしら」
生徒会のこと考えてて、周りから見たらぼーっとしてるように見える俺を心配したじいちゃんとばあちゃんが話かけてきた。
「えっ!?…ああ、大丈夫大丈夫。風邪引いてないし、食欲もばりばりあるから」
口に料理を運んで見せる。
いけない、いけない。
余計な心配かけちゃった…。
「そう…?本当に大丈夫?真人ちゃん」
「うん。ちょっと考え事してただけだから」
「生徒会のことか?」
じいちゃん、鋭いッ!!
「うん。いや、あのさ…俺今までそーゆーのしたことなかったからさ、……ちゃんと出来るのかな…って」
うん、それが一番の心配。
「心配することはない。生徒会はお前一人じゃないんだ、出来ないことやわからないことがあったら、他の五人に頼ればいい」
そっか…頼ればいいのか。
そうだよね、檜先輩や美月先輩がいるもんね。あと赤髪…じゃなくて隼人先輩も。
「ありがと、じいちゃん。俺頑張るよ」
うん。なんか出来る気がしてきた!
…単純かな、俺って。
「ささ、問題が解決したのなら食べましょう」
「うん」
てか、食べ終わってないの俺だけじゃん!
味わいつつも急いで食べよ。
…いまさらだし今朝も思ったけど、超豪華だな。
今までお金持ちとは無縁だった俺には名前のわからない料理ばっかだけど、これだけはわかる。めっさ豪華。うん、本当に。だってすっごい美味しいもん。
今飲んでるスープもすごいまろやかで素材(多分カボチャ)の味もしっかりしてて美味しい。
結構味わって食べた。
「ごちそうさまでした」
かぽーん
俺は今温泉に入っている。家で。
すごいでかい湯船にでかい洗い場。でもって湯船のお湯はどこかのわき水で肌をツルツルにする効果があるらしい。
もはや、すごいとしか言い様がないよね。
……てか、これなんだろ。
さっき体洗ってるときに気づいたんだけど、鎖骨の辺りに内出血したみたいな、小さい跡があるんだけど。ケガ? どっかでぶつけたっけ?
まあ、いいや。痛くないし。とかいってなんかの病気だったりして…
なんか今日はいろいろあったな。
学校のでかさと豪華さに驚いて、先輩達の美形度に驚いて、俺が生徒会のメンバーであることに驚いて、家の食事に驚いて、風呂に驚いて。
……驚いてばっかだな。
じゃあ、もう、あれだ。今日は驚きの日だ
(ネーミングセンス皆無)
…熱い。
のぼせる前に早くあがろ。
ふらふらする。
もうのぼせたかも。
おっと、これはヤバいぞ…視界が…まっく…ら…に…
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