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架空線7
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手中のソレも硬度を高め、俺はもう辛抱たまらず、ジャージを一気に下げるとシンク台に手をかけ腰を突き出した。
彼の指は弾くように抜かれ、跳ねた腰をそれよりも強い力で捕まれ、ズブリと先が射し込まれた。
指とはまるきり違う質感質量に息が止まる。
キッツ…
日に何度もシていた頃とは比べるまでもなく、控えていた頃とすら違う。処女喪失の日のようだ。
一人で処理的に行う行為とはまるきり異なり
息遣いは荒く、まるで熱に浮かされたようだ。
挿し込まれるソコに集中し、生理的に逃げようとする身体に体重をかける。
半分ほど入り一息ついたその途端、彼は自身の腰を一気に押し付けた。
雄叫び、とはこういう声なのだろうか。
シンク台に体重を預けたまま、異物の痛みと ようやく繋がった悦びとで鼻がツンとした。
彼は肩で息をしている様子で、突き出した俺の臀部を包むように抱きついている。
直腸が彼を思い出すには、どれくらい時間を要するだろうか。
振り向いた先にあった彼はひきつるような笑みで、 情けなく笑った。まるでしがみついているようにも見え、ヤられているのは彼の様にすら思えてくる。
まだ使えるんだな、安心した…
彼の熱い息が耳にかかる。今にも息絶えそうな彼の表情にゾクリと身体が悦びに震え、呼吸すらままならない。それなのに、何故だか引っかかる言葉を反芻していた。
「まだ使えるんだな、安心した」「安心」「使える」「まだ使える」「まだ」…まだ?
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