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* Sweet.5 *
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圧迫感に苦悶の表情を隠せないでいると、茅野の指が何かを探るような動きに変わる。
ちょうど腹側のある一点を掠めると、びりり、と電流が走ったみたいに背がしなった。
「あ……やだ。なんか……むずむずする……っ」
「むずむずするだけ?」
「や……っ。そこばっか、押さないで……っ! あぁっ、あ、や、へん……変になる」
「ちゃんと感じてんじゃん……ほら」
硬度を取り戻しつつある自身を手のひらで転がされて、声がさらに大きくなる。
ぐるりと円を描くように掻き回されて、夕里は瞳を潤ませながら茅野の腕を掴んでいた。
「俺……感じてんの……? よく分かんな……」
勝手にびくびくと攣縮する後孔が、茅野の指を食い締めている。
特別力を入れている訳ではないのに、加減も出来なくて、夕里はどうしよう、と半泣きになりながら慌てた。
指を離さないとばかりに締めつけているのだから、茅野の言うとおり、本当に自分は厭らしいのかもしれない。
「俺の指、美味しそうに締めつけてるくせに」
「……あ、あっ、だ……だって、中いっぱい触るから……!」
「ふぅん? こういうふうに?」
「や……っ、ああっ、ん……! あ、あっ、あぁ……」
増やした指でうねる壁をぐるりと1周されて、夕里は腰を揺らがせる。
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