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#2
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「なぁ、一人で寂しくないの?」
「え?」
ふと考えたことを口に出してしまった。
ヤバ、こんな事聞くなんて失礼だよな。
「あー。ごめん。何でもない!今のわす「寂しいって言ったら一緒にいてくれるのか?」
「は?」
え?どゆこと?
よく圭祐の言葉が理解出来ず、素頓狂な声を出してしまった。
「一緒にいてくれる?」
やめろよ!そんな子犬みたいな目で見るなよ!
でも、圭祐は昔から寂しがり屋だった。中学のときの移動教室だって、、
『雪紀!なんで置いてくんだよ!』
『だって、女の子と話してたし…』
『置いてくなよ...寂しいだろ...』
そう言いながら俺の肩にグリグリと頭を押し付けてくる。
可愛いなと思ったことは内緒だが、この頃は寂しいがり屋なのはおさまったのかなと思っていたけど、まさか今、発症するとは...
「別にいいけど、一緒にいるってどーゆー事すればいいんだ?」
「いいの!?じゃあ同居しよ!」
「え?いや、急すぎだろ」
「大丈夫。雪紀だって自分の家から引っ越したくないよな、俺が引っ越すから!」
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