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驚愕の挨拶当番
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「おはようございます。」
生徒会の仕事だからと泣く泣くやっていた挨拶当番だったが、今日はとても楽しい気分だ。
予令が鳴るまであと5分前。
「(そろそろだな。)」
平常心を保ちながら挨拶をしていると、横にいた颯斗が俺の肩をクイッと引っ張った。
「ね、ねぇ柊……あれって神城理來………だよね?」
颯斗が指差す先には、昨日見た神城理來とは違う神城理來がいた。
派手だった金髪は地味な色の茶髪になっていた。
「お、おはよう。」
校門に立って挨拶している先生たちも神城を見てポカーンとしている。
横にいる颯斗も唖然としていた。
「おはよ、神城。」
「………ぉはようございます。」
神城は顔を俯かせながらスタスタと歩いて行った。
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