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温もり 7
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青ざめて口を隠した指先が震えている。
これだけで怖いのか。
落ち着かせようと手を伸ばしても逆効果で、ビクッと肩がこわばる。
色んな記憶がフラッシュバックしているのか呼吸も速くなっていく。
「は、は、………っ」
「シロ落ち着け、何もしない」
怯えているのは変わらないのに、どこか居心地が悪そうに足を動かしている。
まさかと思い、怖がらせないように素早く閉じている脚を開かせた。
ズボンの布を押し上げているものに頭を抱える。
行為の記憶を思い出してしまったことで体が反応しているみたいだ。
最悪。
「処理ぐらい1人で出来るだろ。俺は出てくから自分でどうにかしろよ」
「…………ひ、とり………?しょり……?」
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