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「な、なぁ、煉?」
「ん?」
「ん?じゃなくて、そこをどいてくれないか?」
「なんで?」
「なんで?じゃねーよ!重いし!」
俺は今、幼馴染で親友…
だと先程までは、思っていた
煉に押し倒されている。
俺の部屋で。
「ホント、どうしたんだよ煉?
急に家に来たいって言ったり
変だぞ?なんかあったのか?」
「ほんっと…健って嫌になる」
「ご、ごめん…」
「あー、ごめん、言い方悪かったね
ここまでしても気づかないとか
どこまで鈍いの?」
さっきから煉はなにを言ってるんだ?
気づかない?鈍い?誰が?
「な、なぁ、誰の話をしてるんだ?」
「健のことに決まってんじゃん」
俺…?俺が気づいてない?
…何にだよ。
「やっぱ健にはストレートに言わないと
ダメなのかな?」
「さっきからなにを…」
「好き。」
煉が俺の言葉を遮る。
好き…?
「うん?俺も好きだよ?」
「そういう好きじゃないんだけど。」
「…?どういう…んっ!」
?!?!
突然唇に触れた柔らかい感触。
目の前にあるドアップの煉の顔。
煉に…キスされて…る…?
「こういう好きだよ。」
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