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番外編ー嘘と真実ー
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暦さんとサンタさんに手紙を書く準備をし終えた僕は、琉煌さんと一緒にお兄ちゃんを呼びに行った。
お兄ちゃんは自室で横になっていることがほとんどなので、なかなか顔を合わせる日が少ない。
自分から行くのも迷惑がかかると思って行けずにいた。
でも今日は勇気を振り絞って声をかけに行った。
「お兄ちゃん!そろそろくりすますの日なんだよ!一緒にサンタさんに手紙書いて、ぷれぜんとお願いするとサンタさんが届けてくれるんだって!!」
外から声をかけた。
でもお兄ちゃんの反応がない。
「夏輝聞こえてるのか〜!」
琉煌さんも声をかけてみるが返事は帰ってこない。
もしかして中で倒れてるのかも!
2人の考えは一致した。同時に顔を合わせ、お兄ちゃんの部屋に入った。
ガチャ
中を見るとお兄ちゃんがこちらをみて睨んでいた。
「陽に変なことを教えるな!そんなのデタラメに決まってる!!大人は信じちゃいけない。信じれるのは陽と自分だけだ!!」
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