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チューベローズ
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「兄さん...はぁ.........兄さ...っ」
駄目だと頭の中では分かっていても快楽を求める手を止めることは出来なかった。
兄さんの匂いがする服を嗅ぎ妄想を膨らませると気持ち良くなれると身体が覚えてしまっていた。
兄さんが俺の名前を呼びながら快感に悶える。
排泄するだけでしかないはずの穴を俺に犯されて涙を流しながら絶頂を繰り返す。
やめてと口では言いながらも穴の中は俺を搾り取ろうと収縮する。
抜けるギリギリまで腰を引き、奥まで一気に突き入れると兄さんは絶叫しながら潮を吹く。
持っていかれそうなところを耐え、絶頂し敏感な穴を犯すと強すぎる快感に兄さんは腰を引く。
逃げようとする兄さんの腰を押さえ、動きを早め最奥に白濁を叩きつけると兄さんも一緒に薄くなった白い液を撒き散らす。
「っ」
手の中に吐き出された液を見て溜息を吐く。
今日もやってしまった。
兄弟でこんな気持ちを抱くなんて兄さんに迷惑しかかけないのに。
やめたくてもやめられない行為は2週間も続いていた。
きっかけはなんだったのか、今まで優しくて頼りになる兄さんのはずだったのにいつの間にか惹かれていた。
ある時風呂から上がり着替えていると兄さんの服が目に入ってきた。
駄目だと思いながら兄さんの服を手に取り匂いを嗅いでいた。
すぐに後悔し罪悪感に苛まれた。
でもその時嗅いだ兄さんの匂いを忘れることが出来なくて時々兄さんの服を嗅いでいた。
そんな事を繰り返すと自身が反応するようになった。
兄さんにこんな感情を抱くなんてと数日兄さんの顔を見られなくなった。
でも行為をやめることは出来なくなった。
どうしようもなく兄さんを求めてしまうのだ。
行為をやめるといつの間にか兄さんを目で追っていた。
そして俺の視線に気付いた兄さんに俺の名前を呼びながらどうしたと問われた時勃ってしまったのだ。
これは兄さんを邪な目で見ない為と言い聞かせながら自身を慰めた。
「最近明輝(あき)とよそよそしいわね。喧嘩でもしたの?」
兄さんの為の行為は全然意味がなかった。
母さんにはバレていたのだ。
「...なんでもない。」
「貴方も思春期だものね。」
違う意味で言っているのは分かっていた。
それでもヒヤリとしたのは事実だった。
動揺を悟られないように見た母さんはもっと驚く事を言った。
「いくら貴方は知らないとはいえ、やっぱり血が繋がっていない事は分かってしまうのね。」
「え?」
一体なんの話しをしてるのだろう。
血が繋がっていない?
誰と誰が?
「明輝は私の親友の子なの。私の親友は夫のDVで明輝が1歳にもならないうちに死んでしまったの。だから私が引き取ったのだけれど2年後に貴方が産まれて。......貴方が成人するまで言うつもりはなかったのだけれどやっぱり血が繋がらないことはわかってしまうのね。いくら血が繋がらないと言っても明輝は貴方のお兄さんよ。仲良くしなさい。」
自然と頬が上がるのが分かった。
「分かってるよ母さん。兄さんと"仲良く"するよ」
チューベローズ
危険な快楽
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