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違和感
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2人はあれこれ飲食店を何軒か通り過ぎてパスタが食べたいという話で落ち着きパスタの専門店に入った。
「パスタって無性に食べたくなる時ありますよね。」
注文を終えてユウヤがメニューを片付けながら話す。
「わかります。無性に食べたくなる時ありますよね。」
拓也も同意するが、そこで一旦沈黙がながれる。
「あの、拓也さんは年上なので全然、タメ口でいいですよ。その方が僕も気が楽ですし。」
ユウヤが沈黙を破り提案してくる。
「あ、そうです…そうだよね。オレもなんとなく外すタイミングがわからなくて、ユウヤくんもタメ口でいいよオレもその方が楽だし。」
「じゃあ、遠慮なく。ここからはタメ口で。」
ユウヤはすんなり敬語を取っ払った。
「このあとどうしようか?服は好き?この辺、服屋も多いし服屋巡りでもしながらブラブラする?」
ユウヤからの提案に再び同意する。
「ユウヤくんは服は結構好きなの?」
「好きだね。SAREとか結構好きで寄ること多いかな。」
「あそこ、いいよね!オレも結構好きでよく行くよ。」
服の趣味が合い2人は盛り上がっていく。
「そして、あそこの店舗はイケメンが多いから、特に用がなくても目の保養でよっちゃうこと多いんだよね。」
とユウヤが冗談交じりに話す。
「あ、わかる。オレも一時期お気に入りの店員さんいて結構ガチで通ってた。」
こんな会話でさえ、ゲイであるが故にゲイ同士でなければ話すことができないため、この開放感とも言える空間や時間が快感でもあったりする。
話が弾んで盛り上がっているところに注文していたパスタが運ばれてきて会話もそこそこに2人は食事に集中した。
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