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それから毎日9時以降に必ず呼び出され田嶋だけでなく、その部下達にもオレは抱かれた。容赦なく陵辱され日々拾うが溜まる毎日、幸い土木作業という肉体労働のおかげか体力はついてこれた。40超えたおっさんでも陵辱にもなれた日そんなことを思ってしまった
「……ふぅ…!?…俊哉?まだ起きていたのか?」
暗い部屋に俊哉も寝たのだろうと少しだけ安心していた。セックスで掛けられた精液の臭いは濃いからできるなら嗅がれたくなかったのだ。幸い汗臭い作業着で誤魔化せるがいつまでこんなことが続くのかわからなかった。6月になって返済の催促は無かったが、残額があとどれくらいなのか知りたくても教えてくれないのだ
もしかしたら一生このままなのではないだろうかとさえ思い始めてる。そんな時後ろから何かが圧し掛かって、横を向けば俊哉が抱きついていたのだ
「親父……こんな時間まで仕事して…オレのせい、だよな」
「な、何いってんだよ!!そんなわけ無いだろ?父さんがもっと給料のいい仕事に就けなかったから…ッ!!」
強豪校で日々の練習が苦しい俊哉もこんな多い時間まで頑張っている父親に感謝しかなかった。けれど本当の仕事は淫らでみっともないことをしているのを知らない。それでも頑張る父親がどんなに臭くても抱き締めるからだから離れることはしなかった
「オレ、練習も辛いけど……親父が毎日こんな時間まで仕事しているのがめっちゃ辛い…オレが野球しなかったら良かったんじゃないかって」
「何を言ってるんだよ!?俊哉は好きなことをしてくれれば父さんはそれで頑張れるんだから」
「でも……でも何時間寝てんだよ?メシ作っても食ってないことあるし。朝起きたらもう居ないし。親父を見てない日が増えて…オレ、お袋のこととか知らないから、残ってる親父だけなんだ…頼むから…もう無茶な仕事とかしないでくれ…親父を犠牲にしてまで野球やりたくないっ」
「俊哉……ありがとな。気持ちだけもらっとくよ。ほら、父ちゃん臭いだろ?シャワー浴びるからもう寝ろ」
「……なあ、今日は一緒に寝ようぜ」
「…高校生なのにか?」
「うっせ……」
お互いが想いあって2人は強く結ばれているのだが、今の時代高校卒業が絶対といえるほど就職は厳しい。退学はさせないようにと俊哉からの気持ちを受け取って明日からも田嶋からの陵辱に耐えられると持ち直した
練習が辛いと弱音を吐いた俊哉が珍しく甘えてきたので、今日は一緒に寝ることとなった
だが、地獄はまだ始まったばかりだった
4月中旬。健吾が事務所に向かう少し前。この日野球部の正式入部があった
「●●中学出身!夏樹俊哉っす!ポジションはキャッチャー希望!これからオナシャッス!!」
およそ15人の新入部員のなかで俊哉は軽い自己紹介をした。これは野球部の恒例みたいなもので挨拶後1年生用のメニューを与えられた。それは中3のときの練習量の2倍はあった。引退後も自主練習をしていたが明らかに多すぎたのだ
けれど俊哉は今ここに居るのは父親のおかげ。その期待に応える義務があり応えたいという思いがあった。声が小さく指摘されれば無理に上げて気合を入れなおし練習を続ける
6時には終わり帰宅しようと歩いていたら、突然黒塗りの車が横に止まり助手席の窓が開いた。強面の顔にこれはやばいと走り去ろうとするが
「お父さんがどうなってもいいのかな?」
「…なんで親父が…?」
「ちょーっとお話しようか?」
父という単語がでて足を止めてしまった俊哉。早く帰ってご飯を作らないといけないのにというさっきまで考えていたことは完全に消えた
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