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「ッ~~~~~//////」
奥を突かれた衝動で深く中イキしてしまった。
「玩具で突くことはあっても挿入は初めてだもんね」
いい子いい子と、頭を撫でて腰を動かし始めた。
「ひぁっ、あぁっ、ぅっ、」
段々と腰が早くなり、目の前がチカチカとしてきた。
ひろとさんの息遣いも荒くなり、汗で濡れる髪の毛が色っぽい。
「っ…出すよ、秋」
「ぃあぁっ~~~~//////」
その声と同時に最奥に打ち付けられ、お腹の中にじんわりと熱が広がる。
「やぁっ…動かしちゃ、らゃめっ……」
イったばかりの敏感な粘膜に精液を塗りつけるように、何度か腰を動かす。
ビクビクと体を震わせながら抜くのを待った。
やっと無くなったとき、もうイかなくて済む安心感と、名残惜しさが残った。
「お風呂行こうか」
ひろとさんに抱き抱えられ、精液が垂れないようにプラグらしきもので蓋をされる。
「それやだぁ…っ…」
歩く振動が来るたび前立腺に当たるのだ。
「お風呂までだから我慢してね」
お風呂場に着き、足腰の立たなくなった俺は座らされた。
「はやく、はやくっ…」
プラグが床で押されて中が大変なことになっている。
「はぁっ…はぅ、」
前屈みがちにひろとさんが脱ぎ終わるのを待った。
「なんか犬みたい」
くすくすと笑われるが、そんな場合ではない。
「はいはい、今抜くから」
睨むと素直に承諾した。
「こっちにお尻向けて。そうそう」
お湯を適温にし、プラグを抜く。
「ふぁっ…んっ…」
抜けると中の精液がたらたらと太ももに垂れた。
「えろ……」
振り返ると、丁度スマホを構えて撮られた。
「よし、今掻き出すから力抜いてて」
なにかよし、なのか分からないが大人しく従う。
無事掻き出し終わり、適当に体を洗った。
「秋って細いよねぇ」
先に洗って湯船に浸かっていたひろとさんが言った。
「だって…貧乏だったから」
一昨年両親は交通事故で他界。祖父母の家で大学に入学するまで暮らしていた。
去年高校を卒業してから一人暮らしを始めたが、バイトだけでは家賃と電気ガス水道を支払うのに一杯一杯だった。
サークルには入らず、バイトを毎日こなした。
最近やっと波に乗って来て、息抜きに誘われた映画館に幼なじみと行くところだったのだった。
「…秋は今幸せ?」
湯船に浸かり、ひろとさんに背中を預ける。
「……うん。ご飯もお腹一杯食べられて、寝床もふかふかで気持ちよくて、大好きな人と一日中居られるなんて幸せ以外ない」
ひろとさんの手で遊びながら答えた。
「じゃあ一緒にここに住まない?」
「……いいの?」
「だって秋とずっと一緒に居たいし。ここからなら大学も近いでしょ?」
忘れかけていたが、そういえば大学があった。
今は春休みだからいいのだが。
「じゃあ住む。ひろとさんとずっと一緒」
振り返って首に抱きつく。
「ありがと、秋。…そうだ、ピアスとピアッサー買ってきたよ。俺も新しく開けるからお揃いで付けようね」
この家に来て以来、楽しそうな笑い声がお風呂場に響いたのであった。
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