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交渉
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「……はっ!」
俺は、最悪すぎる出来事を思い出し、勢いよく体を起こした。
夢であることを願ったが、残念ながらめちゃくちゃ腰が痛え。
クソ…
「っいたっ、」
「お、起きたか」
クソ、この声にセリフ、デジャブかよ!
誰かこいつを殺せ!
「っ、クソ野郎!お前なんてことしてくれてんだよ!ふざけんな!お前なんて警察に…」
「まてまて、落ち着けよ」
「落ち着けるかアホクソ教師!」
「いや、口わっる」
口悪くもなるだろ!ふざけやがって…
今すぐここから走り去りたい気持ちはいっぱいだが、残念なことに腰が痛くて無理だ。
どうやらここは保健室なようだ。
「まぁまぁ、一旦俺の話を聞いてくれ。
さっきのことはまあ悪かったと思ってるが、警察には言わないでくれ」
「は?言うに決まってんだろばーか」
「自分でも流石にこのやり方はないと思ったんだけど、チャンスを見逃す気もなかったもんでね。
お前が警察に言わないでくれたらあることに協力してやるよ。」
「は?協力?んなのどうでも…」
「又木拓馬」
「っは、」
頭が真っ白になった。
なんで…こいつが…あいつの名前を…
俺はこの男にレ〇プされたことすらも吹き飛んだ。
「なんでって顔してるな。菜易に聞いた。」
なん、クソ、どういうことだ…
「んでお前が兄貴と!」
「まあまあ、菜易とは腐れ縁なんだよ。
こんなことを相談し合うくらいには、仲も良いし。」
「だからなんだよ!お前の協力なんていらねえ、」
「俺の親父は又木拓馬よりも権力を持ってる。それに、詳しくは言えないが、あの件でこっちが優位に立てるような役職に付いてる。損は無いとおもうが?」
は…なにを…
”あいつ”より権力を持ってる…?
それじゃぁ、警察なんて…
「分かったみたいだな?どうだ?悪い話じゃないと思うが?」
「………分かった。とりあえず、警察に言うのは…やめておいて…やる…」
「それでいい。」
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今回は読者置いてきぼり回でしたね…
次回分かるようになりますので!
わたくし警察とかなんやら詳しくないので、それは無理だよなんてことも沢山あると思いますが、ファンタジーだと思ってくれればいいです…。
あ、菜易はナエキと読みます。バナナと同じイントネーションです
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