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それにしても……
迂闊だった。まさか成人してなかったとは。大人っぽく見えたから騙された。
「……ここまで来てやめるなんて言ったら、滅茶苦茶に犯すよ?」
悩んでいたら、釘を刺された。
「最近のガキは物騒だな」
「ガキかどうか、試してみて……?」
そう言って奪われた唇。
上顎をなぞるやらしいキスに、力が抜ける。
……まぁ、いいか。遊んでそうな男だし、どうせ一晩限り。
諦めて横になる。
「自分と同じ位の身長の男とヤるの、変な感じ。俺から声かけたの、初めてなんだ」
男が楽しそうに下着を脱がしてくる。
モテそうだもんな。相手には困らなさそうだ。
「萎えた……?」
「いや。実は可愛いタイプは苦手で、あんたみたいな大人の男が好み」
そう言って押し倒される。
「ふーん。俺は会って間もないのに、口説いてくる男は苦手だな。優しい男も嫌い」
念の為、釘を刺しておく。
勘違いしたくないから。
「……酷くされたいって事? Mなの? 俺、期待に応えられるかな」
「違う」
「ははっ。冗談だよ。あんた、気が強そうだしね」
男はベッドの上でも格好良かった。
鍛えられた体。鎖骨のライン。引き締まった腰。割れた腹筋に、うっとりする程の上腕二頭筋。
そして自信満々なだけある。上手い……!
前と後ろを同時に犯され、あっという間に昂る体。執拗な愛撫に必死に耐える。
「……あんた、全然、声出さないな。自信なくすよ」
反応を見ながら探るような手つき。本当は今にも達してしまいそうだった。
「男が喘いだら萎えるだろ」
「いや、俺は――」
「いつまでお喋りしてんの? 本気だせよ」
耳にキスして、男を煽った。
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